■8月後半~9月前半のオンライン・グループレッスン
8月後半~9月前半は、以下のようにミニグループレッスンを行います。
毎回、入り口としてテーマを設定していますが、どんな内容が現れてくるかは毎回違って、どうなるかわからない。私自身、未知にひらいてやっているという感覚です。
具体的な話と、深いところの体験がつながっていくということが、ZOOM越しでも起こるのが、たのしいです。
1時間15分づつ、6名の小グループ。
単発のご参加、続けてのご参加、どちらも歓迎です。
8/29(土)演奏や歌、アートやパフォーマンス~自分全部での表現 →定員になりました
8/30(日)話す、聴く
8/31(月・夜)頭と首を自由にする、らくに呼吸する、らくに声を出す →定員になりました
9/5(土)しゃがむ、かがむ、ものや人を持ち上げる、力を使う
9/6(日)手を使うことと体全体(楽器を演奏する/道具を使う/家事etc.)
1回1時間15分のミニグループです。
料金等はすべて共通。最後に載せています。
ご都合と興味...
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発声
うたうレッスン
きのうの町田でのアレクサンダー・テクニーク・ワークショップでは、
「音楽が好きで、うたがうたいのだけど、何からはじめたらいいかわからない」という方がいらしていました。
「昔とくらべて全然声も出なくなっちゃったから、ボイストレーニングからはじめたほうがいいのかしら?」なんて。
私は、どんな曲が好きなのか、聞いてみたら、しばらくは、「全然自分は歌えないし…」などと言われていたが、アイフォンに入っている曲を聞かせてくれました。
まずはその曲を歌ってみたらいい。歌っているうちに、声も出るようになってくる。まずは自分自身のために、録音に合わせてでよいので、何度も歌うといい。録音に合わせて、あるいは、音が高すぎるなら、歌いやすい音の高さに変えて、アカペラで歌ってもいい。
「声が出ないから…」と言われていたが、歌っていただくと、あともう少し、
歌うことへの躊躇がなくなって、がんばりすぎが少なくなったら、高い声もちゃんと出そうな感じでした。
後半になるほどに、声も出てきていて…。
コツは、「出そう」とがんばるかわりに、自分のなかの声の通り道を意識すること。
声は、口だけで出すものでも、喉だけで...
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呼吸と発声
みなさんこんにちは
ずっと書こうと思っていた、レッスンでもよく出てくる呼吸と発声のことを、書いてみました。
歌う人にとっての声と、管楽器奏者にとっての呼吸は、どちらも、音楽をつくる媒体としてとても大事なものですね。また直接的に声や呼吸のことを、ふだん意識しない人も、もちろん、常に呼吸はしています。
呼吸は、動きです。呼吸の動きをおおまかに理解しておくことは、体を固めることを抑制したり、手足の動きをより自由にするために、また、精神的な緊張をほどくために、そして、音楽のリズムを体現するために役に立つでしょう。
空気を声にしたり、楽器へと送りこむとき、その空気はあなたの体のなかからどういうふうに外に出ていくか、まずはそこから見ていきたいと思います。
まず、肺の中にある空気を声にしたり、楽器に吹き込みたいとき、そのときの空気が通っていく道筋と、体の動きを見ていきましょう。歌う人の例でみていきますが、管楽器を吹くときも、話すときも同じ流れです。
声を出すとき、息を吐くときの、体の動きと呼吸の動き
まず、今、肺に空気があるとして、吐くほうから見ていきましょう。...
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声を出す
アレクサンダー・テクニークのレッスンで、楽に声を出せるようになりたい、と言われる方が多くいらっしゃいます。
たとえば、
・話すとき、緊張してうまく声が出ない。
・声が小さい。
・話すときの声が、どうも、つまっているようで、自分であまり気持ちよくない。
・長く話したり、人前で話すと、後で喉が痛くなる。
・歌が好きなのだけど、歌うとき気張ってしまう。スムーズに声が出ない。
・歌うときに、声が思うようにコントロールできない。
というような悩みを、話してくださいます。
声を出すことに慣れていて、あるいは、今までに発声や声楽のトレーニングを受けてきたけれど、いまひとつ納得ができるところまでいかない、という方々もおられますし、声を出すことに慣れていなくて、声を出すことに自信がない、という方々、そして、普段は大丈夫なのだけれど、特定の状況になると、声が思うように出なくなる、という方々も、いらっしゃいます。
私自身も、小さい頃から声を出すことが苦手だったので、よくわかります。
声を出すことについてはアレクサンダー・テクニークはとても助け...
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