「一番実感するのは、ステージで緊張したときに冷静になれるようになったこと」

「一番実感するのは、ステージで緊張したときに冷静になれるようになったことです。今までも、緊張しても「やりきる」ことはできたんですけど、冷静にやりきるというより、ノリでいっちゃう感じだったんです。でも今は、「こういうふうな状態になっているけど体とは別だ」、というふうに冷静に見えて、コントロールできるようになった。それを本番のときに実感します。 本番のときにまわりの状況に影響されてしまわずに、自分のなかに居たまま、しっかりパフォーマンスできるようになった感じです。冷静になったのは、やる気がないとかそういうことじゃなくて、ちゃんと「コントロールできている」というのを感じます。そもそも「コントロールできるんだ」ということを知りました。 たとえば、以前は、自分の歌のパフォーマンスを後で動画で見たときに「こんなガチャガチャと動いてたんだ」と思うことがあったんですけど、今は無駄なく動けるようになってきて、そのときに「ステージのうえで大きく見えた」と言われたんです。大きく動いているわけでもないのに「大きく見えた」と言われたから、なるほど、と思いました。がちゃがちゃしなくていい、という自分の...
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無駄な緊張を自覚していくことで、歌のパフォーマンスに良い影響が出てきました。

私は歌手なので、発声への関心から、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めました。単に、声の出し方の方法にとどまらず、ステージパフォーマンス全般に応用できそうな予感も、始める前にあった気がします。 最初の頃は、「自分を観察する」ことと「外からの刺激にすぐに飛びつかない」ことが一番役に立ちました。レッスンで感じる体の感覚は、日常に戻ると長続きしなかったけれども、観察に重点を置けたおかげで、ゆっくりレッスンを進めていくことが出来ました。 意外にも、自分の体に無駄な緊張が常にいっぱいあることを自覚していくだけで、数ヵ月後には、歌のパフォーマンスにも良い影響が出てきました。「腹から声 を出し」、「腰を入れてリズムを感じる」つもりで自分がやっていたことが、実際には、無用な緊張をたくさん作り出している、と徐々に分かっていくプロセス が、そのまま、唄うことの新鮮な楽しさと結びつき出しました。この頃の経験は本当に貴重なものになりました。 発声とか体の使 い方については、一年経ったいまも、「あっ、そうか!」と理解したつもりになっては、しばらくして、それが全然身についていない自分を...
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「生きた音楽が流れるようになった」

めまいや体の緊張、姿勢に悩んでいて色々な治療を受けたが改善せず、日常生活に支障があって困っていた。 めまいがひどかったので様々な検査を受けたが西洋学的にはどこも異常はなく、処方する薬がないのに症状があるのはとても辛かった。 長く続けていたギターも弾けない状態だったが私の生きるモチベーションだったのでまた弾けるようになりたかった。 ある時ネットサーフィンをして自分と似た症状の音楽家のサイトを見つけた。 その人はアレクサンダー・テクニークが最も効果的だった、とあった。 これなら改善できるかもしれない、楽器も弾けるようになるかも、と期待を抱いた。 ギターの演奏はレッスン→本番の演奏を繰り返す中で、めまいや肩の痛みが改善されていき良い演奏ができた、と思う瞬間が増えていった。それに加えて今まで能力の限界かな、と諦めていたところも諦めずに済んだ。たとえば頭でリズムは分かっているのに弾くときにタイミングがずれる、演奏する曲を覚えられない、コードがうまく抑えられない、アドリブがネタ切れになる、といった悩みだが、レッスンを重ねて腕の長さを活かせるようになるとギター本来の音が鳴るようになり、体でリズ...
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