暑いと思っていたら、急に冷える日があったりして、だんだん、秋になってきますね。
みなさんお元気でしょうか?
この季節の変わり目に、風邪をひいたり、腰痛やぎっくり腰などになった方もおられるようです。そういう私自身も、風邪をひきました。
風邪をひいたりすることは、デトックスになるし、新しい季節への準備を体がしてくれているのだと思います。なので、風邪や、体を壊すことを敵視しないで、いつもより少し時間をかけて自分をいたわるチャンスだと思うとよいのではないかな、と思っています。
さて腰痛やぎっくり腰には、アレクサンダー・テクニークを生かすことができるのではないかと思います。
とは言っても、本当に一番、痛いときには、寝ているしかなかったり、あるいは、アレクサンダー・テクニーク以外の施術やセラピーや東洋医学などのほうが、より早く効果が得られるかもしれません。(人や状況によって相性があるでしょう)。
ただ、アレクサンダー・テクニークは腰痛やぎっくり腰が再発しにくいための予防になるのと、また、腰痛やぎっくり腰が起きてしまった後のリハビリに役に立つと思います。
たとえばぎっくり腰になって、最初は歩くのもつらかったけれど、歩けるようにはなってきた。ただ椅子に座ったところから立つのがつらい、というようなとき。
腰をかばおうとして、かえって足腰に力を入れて踏ん張ってしまう、というようなことが、よく起こるようです。
足腰で踏ん張って立とうとするかわりに、
「『首が楽なままで』 頭が先導して斜め上の空間に向かうことを目指し、それに背骨がついてくる。そうしたら背骨の一番下にある腰もついてきて、その下で曲がっていた脚は自然に伸びてくる」。
と、アレクサンダー・テクニークの方向性を思って、動いてみては、どうでしょうか?
そのときに、案外忘れられがちなことですが、立とうとするとき、足の裏は地面についており、足をつうじて地面がサポートしてくれます。その地面のサポートを使うことも忘れずに。
でもまだ立ってはいなくて座っているので、足は体の前方にあります。なので、前方のほうの地面のサポートを得て、その上に向かって動いていく、と、思ってみましょう。
なので、垂直に上にでなくて、少し斜め上を目指してよいと思います。
いかがでしょうか?
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投稿者プロフィール

- ATI認定アレクサンダー・テクニーク教師(教師歴26年)
国立音楽大学非常勤講師。20歳でアレクサンダー・テクニークに出会い、1600時間の養成課程を経て1999年に認定取得。その後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。野口整体、プロセス思考心理学などにも関心を持ち、学びを深めながら、「自分の心身全体を自分のものとして取り戻す」アレクサンダー・テクニークのレッスン/講座を指導している。
【主な著書】
『演奏がもっとラクになるアレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハ)
『無駄な力がぬけてラクになる介護術』(誠文堂新光社)など。
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