からだのどこかを固めているとき、緊張しているとき、
「ゆるめよう」とか「緊張を手放そう」と思っても、
そう思うだけでは手放せないことのほうが多いですよね。
ときにはその結果、「ゆるめよう、ゆるめよう、とがんばってしまう」ということをしていることもあるのではないでしょうか?
そんなときに助けになるのが「体全体」「自分全体」という視点です。
手を使うとき――手の痛みがあるときや、もっと自由に、もっとやわらかく手を使いたいとき
――にもそういう視点が役に立ちます。
手を使うときに「”手”だけ」にならずに、自分全体として手を使う。
そのためにはどうすればいいかを、
このワークショップでは見ていきたいと思います。
アレクサンダー・テクニークで言う、「なにもしない手(non-doing hands)」とも関連します。
楽器を演奏する方、そして手仕事をする方には特に人気のテーマです。
また、マッサージセラピストの方、そして、
「料理をもっと楽しくできるようになりたい」という方にも喜ばれました。
楽器や道具を使うことを見てみたい方は、楽器や道具をご用意ください。
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手指の故障、ジストニア、腱鞘炎に対処する (1) – アレクサンダー・テクニーク的視点より12/29(木)10:00~11:30 ”話す、聞く、伝わりあう”
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じて、話をすると、
言葉だけでないものとして、声が、伝わっていくようになります。
その人の体をとおして、声が伝わっていきます。
体全体が自分の声によって振動しているときは、
いわゆる倍音が出やすくなり、
声を張り上げなくても相手に届きやすくなります。
すると、話の内容も自然に伝わっていきます。
体にていねいに気づきを向けるワークをした後、
ひとりひとり、詩や本の一節を朗読してみたり、おしゃべりをしてみる時間を持ってみましょう。
ひとの話を「聞く」とき、
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら聞いていると、
「聞かなきゃ」と身構えなくても、自然に情報が入ってきます。
それは言葉だけではなく、その人全体からやってくる情報です。
情報に圧倒されてしまいそうで、身構えてしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。
まず、自分のサポートを見つけて、安心・安全を見つけられると、
自然と、身構えをほどくことができ、入ってくる情報に圧倒されにくくなってくるでしょう。
まずは体のレベルで、そこを観てみましょう。
体からはじめ、そして体のなかに居るその人全体についての理解が深まればと思います。繊細で深いところを共有しながら一緒に学び変容していく時間を持てたらと思います。
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話すとき、目を楽にしている
どの回も、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースにした、体を使った具体的なワークをまず一緒に行い、おひとりおひとりにアドバイスして、日常や非日常への応用につなげていきます。
それぞれの日にテーマを設けていますが、それぞれ、つながりがあることなので、興味があるテーマの日程が合わない場合でも別の日に参加して、そのテーマを扱うことは可能です。お気軽にお問合せください。
単発参加、続けての参加、どちらも歓迎です。(初めてのご参加の方は、2回以上の参加または個人レッスンとの組み合わせがお勧めです)。
定員:各6名
ZOOMでのオンライングループです。
参加費:1回3800円、2回参加7000円、3回10000円、4回13000円
アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
はじめての方で、同時に個人レッスンを一緒に申し込まれた方は、個人レッスンを1000円引きとさせていただきます。詳しくはこちら
日程のあわない方は、個人レッスンでも同じテーマを扱うことができます。
個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
ご自身の気づきと無理のない変化に寄り添っていくワークをしていきます。このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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