■6月のアレクサンダー・テクニーク・オンラインワークショップ
6/11(土)10:00~11:30 ”よい姿勢と、ラクな動きの関係” 終了
6/18(土)14:00~15:30 ”話す、聞く、伝わりあう”
6/25(土)10:00~11:30 ”痛みが起こりにくい手の使い方”
6/30(木)19:30~21:00 ”首をラクに、あごをゆるめる”
上のテーマに関連するワークを行い、それから、おひとりおひとりのお悩みや、探求したいこと(テーマに直接関係なくてもかまいません)を、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、一緒に探求する時間を持ちます。
6/11(土)10:00~11:30 ”よい姿勢と、ラクな動きの関係”
「『自分は猫背だから』と、猫背を矯正するために『まっすぐ』にしようと気をつけるのだけど、かえって体が固くなり、つらくなってしまう。それで『そんなはずはない…』と試行錯誤を続けるうちに、どうしたらいいかわからなくなってしまった」
そんな話をよく聞きます。
よい姿勢を目指すときに「形から入る」のは、簡単なようでけっこう難しいのです。
自分を型にはめてしまい、かえって身動きが取りにくくなってしまうこともあります。
むしろ、地面との関係をとらえなおすこと、しなやかな長い背骨を持っていることを思い出すこと、首の自由さを思い出すことなどがコツで、そのためには、静止している姿勢をチェックするより、動きを見なおしてみることが、案外役に立ちます。
動きと言っても特別な動きではなく、その人がいつもやっているような動き-たとえば、立っているところから座る、座っているところから立つ、ものを持つ、などなど-を、丁寧にやってみているうちに体がほぐれてきて、あら不思議、自然と、いい姿勢になっていたりします。
自然な体の動きを取り戻すと、結果として、自然といい姿勢になります。
上半身だけでなく、骨盤や足に意識を向けることや、五感を通して気づいていることに意識を向けることも、効果があります。
楽しんで探求してみましょう。
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6/18(土)14:00~15:30 ”話す、聞く、伝わりあう”
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら話をすると、
言葉だけでないものとして、声が、伝わっていくようになります。
すると、言葉は、その人の体をとおして、伝わっていきます。
体全体が自分の声によって振動しているときは、
いわゆる倍音が出やすくなり、
がんばって声を張り上げなくても、相手に届きやすくなります。
すると、話の内容も自然に伝わっていきます。
聞いているときも、
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら聞いていると、
「聞かなきゃ」と身構えなくても、自然に情報が入ってきます。
それは言葉だけではなく、その人全体からやってくる情報です。
情報に圧倒されてしまうので、身構えてしまう、という方もいらっしゃるかもしれません。
まず、自分のサポートを見つけて、安心・安全を見つけて、
そこではじめて、身構えをほどくことができる。
すると、入ってくる情報に圧倒されることが起こりにくくなっていきます。
繊細で深いところを共有しながらお互いに一緒に学び変容していく時間、
体だけでなくその人全体 ー おひとりおひとりのなかに隠れていた本質が現れてくる時間のなかで、共に学びましょう。
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6/25(土)10:00~11:30 ”痛みが起こりにくい手の使い方”
私たちは手を使って、たくさんのことをしています。
しかし、使いすぎて痛めてしまったりすることも、よく起こります。
手が痛くなっても「これは職業病だからしかたがない」と、痛みを我慢しながら手を使い続けている、という話をよく聞きます。
やっていることをやめたくはないから、と。
ここでは、やっている事(=アクティビティそれ自体)をやめなくても、
どのように手や、体を使っているかを見なおすことで、
痛みが出ないようになり、より自由に、手と、体全体を使えるようになるという可能性を探求したいと思います。
「手を使いすぎている」というよりは、「使い方」のせいで、どこか一箇所に負担が集中してしまっていることが、痛みの原因になっていることが多いのです。同じことをするにしても、使い方を変えれば、つまり「全体性のなかで手を使う」ということが身に付けば、いろいろなことが楽にできる可能性がひろがっています。
とくに鍵になることとしては、
・腕と背中の、お互いにサポートしあう関係性に気づく
・(難しいことをするときでも)身構えをリセットしたところから、手を使いはじめる
・指を長く使う
・腕を長く使う
・地面からのサポートを受け取りながら手を使う
というようなことがあります。
実際の活動のなかで観てきましょう。
細かい作業、あるいは力の要る作業、あるいは速い動き、などをするときに役に立ち、
そして、自分全体として、表現すること、生きること、
もっと自由に、楽しみながら自分を表現することにつながっていくでしょう。
痛みがある方も、ない方も、
手を使うことが好きな方、もっと楽に、自由に手を使いたい方、
どうぞご参加ください。
楽器や道具を使うことを見てみたい方も歓迎! 楽器や道具をご用意ください。
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6/30(木)19:30~21:00 ”首をラクに、あごをゆるめる”
首の緊張がゆるむと…
・あごがゆるみ、あごの食いしばりが解消できる
・肩がほぐれる
・手の緊張もゆるむ
・睡眠の質がよくなる
・ものの見え方、聞こえ方がよくなる
・ものごとが前向きに考えられるようになる
・ほっとする
など、いろいろな、いいことがあります。
でも、どうやったら首の緊張がゆるめられるかわからない
そんな方におすすめ。
「ゆるめなきゃ」と、がんばるのはやめましょう。
首と頭、背骨、腕、体全体をていねいに見ていくことで、いつのまにか、首がほぐれている、そんなワークを紹介します。
料金等はこちら
どの回も、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースにした、体を使った具体的なワークをまず一緒に行い、おひとりおひとりにアドバイスして、日常や非日常への応用につなげていきます。
それは、体だけでなくその人全体 ー おひとりおひとりのなかに隠れていた本質が現れてくることにつながります。
安全な場のなかで、繊細で深いところを共有しながらお互いに一緒に学び変容していく時間になっています。
単発参加、続けての参加、どちらも歓迎です。(初めてのご参加の方は、2回以上の参加または個人レッスンとの組み合わせがお勧めです)。
定員:各6名
ZOOMでのオンライングループです。
参加費:1回3800円、2回参加7000円、3回10000円、4回13000円
アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
同時に個人レッスンを一緒に申し込まれた方は、個人レッスンを1000円引きとさせていただきます。
(対面レッスン6000円 オンラインレッスン5000円 詳しくはこちら)
お申し込みフォーム
日程のあわない方は、個人レッスンでも同じテーマを扱うことができます。
個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
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