大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒いですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
年明けは、アメリカからデビ・アダムス先生が来日して、
私も連日、ワークショップやレッスンに立ち会っていました。
デビさんからは私は長く学んできたので、今回はオーガナイズに徹しようかなと思っていたのですが、
通訳のなおこさんから、「いや、ゆりちゃんも、まだまだ学んだ方がいいと思う。
とくにハンズオンの質に関しては、やっぱりデビはすばらしいし、ゆりちゃんはまだまだかなわないので、学ぶべきだと思う」
と言われ、ハッとして、学ぶ気持ちを新たにした私です。
今回デビは、”Listening through touch” (触れることで聴く)
という、教師向けのワークショップを連続で行いました。
言葉だけ聞くと、なんとなく詩的でいい感じで、
ホワンとした感じの言葉かもしれませんが、
実際には、とても具体的な内容でした。
触れることで何かをするわけでも、何かを伝えようとするわけでもなく、
「ただ、聴く」という意図で触れると、
深いところで、お互いのあいだで、変容が起こってくる…
そのことを体験しました。
そのためには一段深いレベルの集中力が必要でした。
ついつい、よい結果を求めて急いでしまうと、そこには行けないのです。
これはまさにアレクサンダーさんが言っていた、「抑制(インヒビション)」でもあります。
デビさんから学んだことをレッスンのなかでも実践してみたら、少し今までと違う感覚を、生徒さんも感じたようでした。
みなさんにも、今年、レッスンのなかでもっと実際的にシェアしていけたらと思っています。
でも、こんなふうに書いて「やろう」としてしまうと、うまくいかなくなるので、
心静かに、淡々と、日々あらたに、続けていきたいです。
投稿者プロフィール

- ATI認定アレクサンダー・テクニーク教師(教師歴26年)
国立音楽大学非常勤講師。20歳でアレクサンダー・テクニークに出会い、1600時間の養成課程を経て1999年に認定取得。その後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。野口整体、プロセス思考心理学などにも関心を持ち、学びを深めながら、「自分の心身全体を自分のものとして取り戻す」アレクサンダー・テクニークのレッスン/講座を指導している。
【主な著書】
『演奏がもっとラクになるアレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハ)
『無駄な力がぬけてラクになる介護術』(誠文堂新光社)など。
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