トミー・トンプソン著『存在に触れる』―ありのままの今にいるということ

ページを開くと現れるのは、アレクサンダー・テクニークのマスター・ティーチャー、トミー・トンプソンのティーチングの場。

一人ひとりがこの瞬間に属すること、習慣的な自分を「自分」と定義するのをやめることを、慈しみ深さと誠実さをもって探求します。

洞察に満ちた、心に触れる語りを通して、自分自身、そして目の前にいる人のために本当に「今、ここ」にいるということに連なる道を、アレクサンダー・テクニーク教師、教師を目指す人、学ぶ人、誰もがそれぞれに見つけられるように励まします。

トミー・トンプソン著『存在に触れる』―ありのままの今にいるということ

with レイチェル・プラバカール
監訳 石井ゆりこ 訳 松代尚子 + 白雨詩社プロジェクトチーム

表紙画像:トミー・トンプソン著 『Touching Presence』
  • 単行本: 135ページ
  • 出版社: Ease of Being Publication
  • 言語: 日本語
  • ISBN-13: 978-1-7334005-2-7
  • 発売日: 2020/12/14

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監修者メッセージ

「トミーの体験に根差した言葉は、読者が今、体験している体験の質を変えてしまう。

 それが、トミーに教わったアレクサンダー・テクニーク」

私が2000年から毎年学びにいっていたボストンの先生で、私のアレクサンダー・テクニークの教え方にとても影響を受けた先生の待望の、初の本です。

トミーのトレーニングコース(教師養成コース)の学生のひとり、レイチェル・プラバカールが、授業でトミーがする話を記録に残しておきたいと、録音して書き起こしたものが元になっています。

トミーの、詩のように独特なところがありながらも、とても実際に即している言葉を、まとまった本として日本語で読めるようになったのは、レイチェルと、デザインのデヴィッド・ゴーマンと、翻訳の松代尚子さんのおかげです。アレクサンダー・テクニークの深さが味わえる本です。

石井ゆり子

 


目次

・人の美しさについて
・いること(Being)と、すること(Doing)について
・関わりの中にいることについて
・定義を保留することについて
・自己について
・慈しみのあるティーチングについて
・フィットを見つけることについて
・習慣について
・個人のナラティブについて
・心(ハート)から教えることについて
・サポートについて
・観察について
・欲求について
・教師の役割について
・教師が生徒に教えていることについて
・ストーリーについて
・手を使うことについて
・触れること=タッチについて
・活動(アクティビティ)のただなかでワークすることについて
・プライマリーコントロールについて
・ディレクションについて
・腕が背中を支える」について
・モンキーについて
・動きとしてお瞬間について
・始まりはない、終わりはない


読者からの感想

この本は私が感じていたアレクサンダー・テクニークへの違和感を軽やかに払拭してくれ、同時代を生きる先生の生きたことばとして私のバイブル、何度も読み返したい本です。

昨日のクラニオのクラスでも、この本のことばを読み、「触れる」ことについて、対話を重ねました。 普遍的なエッセンスがトミーさんのことばには詰まっています。 素晴らしい本を日本語で読めるしあわせ、なおこさん、ゆりこさん、お二人の素晴らしい仕事に改めて感謝を。

(E.Nさん)

 


ゆっくり読んでいます。
トミーの言葉が本当に、自然に流れるように、
でもただ流れてくるのではなくて
しっかり自分の中の気づきを刺激しながら入って、感じて気づいていく。
何度か読んだ文章でも、あ、そうか、と今体験していることへの
気づきのヒントを受け取ったりしています。

(U.Tさん)


とてもステキなレッスンを受けているような、本当に染み入る本でした。
私の今後の人生のバイブル的な1冊になると思います。
ステキな言葉がいっぱい出てきて、文脈ごとに2度、3度繰り返し読みながら味わいながら読ませていただきました。
ところどころ涙も出てきました。

(M.Nさん)


みなさんのご感想も yuriko@littlesounds.com にいただけると、とても嬉しいです!

『存在に触れる』邦訳版をこれまでにご購入された方へ〈大切なお知らせ〉

トミー・トンプソン著『存在に触れる』邦訳版をこれまでにご購入された方に、お詫びと大切なお知らせがあります。

このたび、トミー・トンプソン著『存在に触れる』邦訳版において、内容に抜けがあることが判明いたしました。書籍化の際の組版作業において、段落が一つ抜け落ちていたことが分かりました。

本書は、原著者の意向により、邦訳版も海外で組版・製本を行っております。組版担当者が日本語話者ではなかったこともあり、確認作業を徹底したつもりでしたが、今回の問題を見落としてしまいました。ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。

今回の件は、原著と読み比べをしてくださった読者の(ま)さんがご指摘くださいました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

問題の箇所は、36ページの「* * *」と「旅が始まる……。」の間に入る段落です。

本来であれば、刷り直しを行うべきところですが、現状では難しいため、訂正用のPDFファイルを作成いたしました。こちらを印刷していただき、本書に挟んでご利用いただければ幸いです。

こちらよりPDFファイルをダウンロードいただけますので、何卒ご対応のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、見開きの向かい側の37ページには余白がありますので、A4用紙にプリントアウトしていただき、右側と下側をカットしていただくと、ちょうどよく収まるように配置しております。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

トミーさんのオンラインクラスを不定期て開催しています。

『存在に触れる』を読まれた方が対象です。
アレクサンダー・テクニーク教師の方と、それ以外の学び続けている方々の混合クラスです。

前回は、アレクサンダー・テクニークを教え、学ぶ、ということだけにとどまらず、トミーのライフワークである「関係性」について、家族や職場などで自分がどう在り得るか、というようなことについて、ケーススタディのような形になることも多いです。
そのときの参加者のリクエストによって、「触れること」についてだったり、楽器の演奏についてだったり、内容はさまざまです。

ご興味のある方はお問い合わせください。

投稿者プロフィール

石井 ゆりこ
石井 ゆりこ
ATI認定アレクサンダー・テクニーク教師(教師歴26年)
国立音楽大学非常勤講師。20歳でアレクサンダー・テクニークに出会い、1600時間の養成課程を経て1999年に認定取得。その後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学ぶ。野口整体、プロセス思考心理学などにも関心を持ち、学びを深めながら、「自分の心身全体を自分のものとして取り戻す」アレクサンダー・テクニークのレッスン/講座を指導している。
【主な著書】
『演奏がもっとラクになるアレクサンダー・テクニーク実践のヒント48』(ヤマハ)
『無駄な力がぬけてラクになる介護術』(誠文堂新光社)など。
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