部分と全体性

私はときどき、連続講座を出張で行っています。
そのとき、テーマの案として、
「からだの部位ごとにテーマを設定するのはどうですか?」と、
提案されることがあるのですが、
「体の部位ごとより、動きごとにテーマを設定したいです」と答えています。

からだの部位ごとに、べつべつにとらえない、からだ全体トータルでとらえる

ということを、大事にしたいのです。

もちろん必要に応じて、からだの部位を見ることはやります。でも、どこかの部位を見たあと、それを全体のなかでとらえなおすことをセットでやっていきたいのです。

アレクサンダー・テクニークを実践するなかで、”全体性”が、とても大事だと、私は思っています。

からだ全体、そして、さらに言えば、
からだと心や魂も、ひとつのもの。

実際、からだのワークをしているつもりで、いつのまにか、心の変化に気づいた、などと生徒さんから言われることがよくあります。

からだのなかに、心も含まれている
と言っていいかもしれませんね…。

 

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