体をとおして自分に気づき、自分が今いる世界に気づく。
これは、私がアレクサンダー・テクニークを教えはじめたときにウェブサイトのトップに書いた言葉です。
いま、そこにまた、立ち戻ってみたいと思っています。
まわりとの関係のなかに存在していることと、
自分のからだに意識があること、自分の中心に意識があることは、
べつべつのことではない。ばらばらのことではない。
それぞれお互いに、助け合っている要素なのです。
「まわりとの関係」というときの、「まわり」にも、いろいろありますね。
自分の半径1メートルの空間
もう少し広い、部屋全体
立っている地面
持っているもの、道具
見ているもの
話しかけようとしている、会話している人、すれちがう人etc.
そんな、自分をとりまく環境と、自分との関係を、
からだを通して味わってみませんか?
ふだん、見逃していたものを見つけたり、
ふだん、あたりまえに思っていたことを新鮮に感じたりするかもしれません。
それは、
自分のなかの生き生きとした感覚を取り戻すことにつながるでしょう。
天気がよかったら外を少し歩く時間も持ちましょう。
その前に、楽な歩き方についてもやってみましょう。
道具との関係を見てみたい方は、道具をもって来られるのも歓迎。
アレクサンダーテクニーク教師として私は、その人の動きを一緒に観察しつつ、
「何もしない手」で触れることで、そのとき現れつつあるプロセスをサポートします。
必要に応じてアイデアや知識を提供しつつも、 ひとりひとりの実体験と発見を深める時間と空間を一番大事にしたいと思っています。
そのなかで、アレクサンダー・テクニークの「プライマリー・コントロール」「抑制」などの原理も紹介できたらと思います。
定員8名で、ゆったり、お互いに学びあう、いい時間になればと思います。
------------------------------------------------------- 2019年4月27日(土) 10:30~13:00 場 所:東京都文京区 ………お申し込みの後、ご案内をお送りします。 参加費 5500円 定員 8名 講 師:石井ゆり子 お申し込み、お問い合わせ:一番下にあるフォームにご記入ください。 --------------------------------------------------------
【講師について:石井ゆりこ】
自信のない大学生だったときにアレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために6年ほど学んだ後、4年間のトレーニングを受け、卒業後、20年間、2000人以上の方々に教えてきました。
このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。
国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
■石井ゆりこのアレクサンダー・テクニークのレッスンは東京都文京区と、神奈川の湘南で、随時、受け付けています。レッスンのスケジュールはこちらをご覧ください。
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