手指の故障、ジストニア、腱鞘炎に対処する (1) – アレクサンダー・テクニーク的視点より

手指の故障、腱鞘炎、ジストニアに悩んでおられる方が、とくに音楽家の方に多くいらっしゃいます。 指が思うように動かなくなったり、思わない方向に動いてしまったり…。 「ジストニア」で検索すると、読んでいて辛くなるような、症状についての話が多く出てきますが、原因や解決法は、医学的にもよくわかっていないと言われているようです。なので、ここでは医学的なことはいったん置いておいて、「手のしびれ」「手の痛み」「指が思うように動かなくなったり、思わない方向に動いてしまったりして、演奏や日常生活に困っている」というようなときの対処についてアレクサンダー・テクニーク的に、考えてみたいと思います。 私が見たところ、ジストニアになる人、手を使いすぎて故障させてしまう人ような人は、非常に真面目で努力家で、目的意識を持って練習を継続することができる人に多いように思われます。そのような努力ができるという能力はもちろんすばらしいことですし、その努力によって今まで成し遂げてきたことも数多くあったことでしょう。それが悪いわけではありません。ただ、手の痛みが治らなくなったり、ジストニアになりかけていることに気...
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合格おめでとう!(腱鞘炎をのりこえて)

作曲の勉強をしている内田拓海君、高校2年生のときからレッスンにいらしてくださっていましたが、この春、晴れて東京芸術大学に合格。とても嬉しそうです。 最初にいらしたときは、手の腱鞘炎に悩まされていて、ピアノの演奏や、楽譜を書くことが、短時間しかできなかったのです。 レッスンでは最初は、直接手のことではなく、胴体のことからはじめました。特に骨盤や股関節のことを重点的にみていきました。そのうち腱鞘炎の症状がなくなっていき、8時間の長丁場の、芸大の入学試験も集中して臨むことができたそうです。 これからはじまる大学生活で、ますます充実した作曲や音楽の活動を続けていただきたいです。 ご本人が、ぜひ、同じ悩みの人に伝えてほしいと言ってくださったので、ご本人の写真付きで載せさせていただきます。ありがとう。
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