トミー・トンプソン著『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』日本語版できました。 Posted on 2021年10月15日2024年7月1日 by yurikoボストン在住のアレクサンダー・テクニークの教師、トミー・トンプソンの著書『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』(Tommy Thompson ”Touching Presence”の日本語版)、きのうようやく届きました!翻訳は松代尚子さん。私が僭越ながら監訳しています。Easeofbeing publication 発行/全135頁私が2000年から毎年学びにいっていたボストンの先生で、私のアレクサンダー・テクニークの教え方にとても影響を受けた先生の初の本です。トミーのトレーニングコース(教師養成コース)の学生のひとり、レイチェル・プラバカールが、授業でトミーがする話を記録に残しておきたいと、録音して書き起こしたものが元になっています。トミーの、詩のように独特なところがありながらも、とても実際に即している言葉を、まとまった本として日本語で読めるようになったのは、レイチェルと、デザインのデヴィッド・ゴーマンと、翻訳の松代尚子さんのおかげです。アレクサンダー・テクニークの深さが味わえる本だと、個人的には思っています。目次(抜粋)・人の美しさについて・いること(Being)と、すること(Doing)について・関わりの中にいることについて・定義を保留することについて・自己について・慈しみのあるティーチングについて・フィットを見つけることについて・習慣について・個人のナラティブについて・心(ハート)から教えることについて・サポートについて・観察について・欲求について・教師の役割について・教師が生徒に教えていることについて・ストーリーについて・手を使うことについて・触れること=タッチについて・活動(アクティビティ)のただなかでワークすることについて・プライマリーコントロールについて・ディレクションについて・腕が背中を支える」について・モンキーについて・動きとしてのお瞬間について読者の感想が届いてきています。「ゆっくり読んでいます。トミーの言葉が本当に、自然に流れるように、でもただ流れてくるのではなくてしっかり自分の中の気づきを刺激しながら入って、感じて気づいていく。何度か読んだ文章でも、あ、そうか、と今体験していることへの気づきのヒントを受け取ったりしています。(U.Tさん)」「とてもステキなレッスンを受けているような、本当に染み入る本でした。私の今後の人生のバイブル的な1冊になると思います。ステキな言葉がいっぱい出てきて、文脈ごとに2度、3度繰り返し読みながら味わいながら読ませていただきました。ところどころ涙も出てきました。(M.Nさん)」第5便が2024年7月に届きました。 今ご注文いただいた方には、すぐに送ることができます。ただ、申し訳ありません。円安の影響で、値上げさせていただきました。送料込み3200円/手渡しなら3000円でお分けします。ご希望の方は、お名前、送付希望の方はご住所を yuriko@littlesounds.com までご連絡ください。お振込先:・みずほ銀行 駒込(こまごめ)支店(店番号559) 普通口座 0481295 イシイ ユリコ —–トミーさんのオンラインクラスを、月1回、朝9:00~10:30 行っております。アレクサンダー・テクニーク教師たちと、学び続けている方々、『存在に触れる』を読まれた方の混合クラスです。定員6名。前回は、アレクサンダー・テクニークを教え、学ぶ、ということだけにとどまらず、いわばトミーのライフワークである「関係性」について、家族や職場などで自分がどう在り得るか、というようなことについて、ケーススタディのような形になったりしました。次回は、「触れること」についても扱うかもしれませんし、楽器の演奏などについても扱うことができます。興味をお持ちの方はお問合せください。yuriko@littlesounds.com 現在地: HOME » アレクサンダー・テクニーク » トミー・トンプソン著『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』日本語版できました。アレクサンダー・テクニーク・ブログ一覧はこちら << 前の記事へ 次の記事へ >>