ささやくアー(ウィスパード・アー/whisperd ahh)
体のなかの呼吸の通り道を意識してみましょう。
それから、「ささやくアー(ウィスパード・アー)」というシンプルなワークをやってみましょう。
今ある息を吐いていくと、自然に息が入ってきます。
らくに自然な呼吸や、無理のない発声につながります。
また、緊張しているときや、ストレスで息が浅くなっているときに行うと、落ち着く助けになると思います。
動画では、あごの構造を確認して、あごの自由さを思い出すことについても触れています。
ささやくアー(ウィスパード・アー)は、F.M.アレクサンダーさんが考案したシンプルなエクササイズです。シンプルすぎて難しく感じる人もいるかも? その場合はレッスンやクラスで一緒にみてみましょう。
静かなラララ(silent lalala)
歌や演奏などで、息が足りなくなってしまうという悩みがある方は、「吸えていないから」と思いがちですが、実は、「吸えているのに吐けていない」ということが多くあります。
これをやってみると、「まだこんなに吐ける息が残っていたんだ」と驚くかもしれません。
息が足りなくなっていたときは、「よし、やろう」と身構えることによって、気づかず体を固めてしまっていて、うまく吐けなくなってしまっていたのかもしれません。
大きな声である必要はないので、無理ない範囲でやってみてください。
やるうちに首や背中、胸、お腹などがゆるんでくると思います。
寝た姿勢でやるのもよいです。
動画ではわかりやすいように、声を出してやっていますが、無音のラララでやるのもおすすめです。
(「静かなラララ(silent LaLaLa)」は、もともとは、breathing cordination のワークで知られたカール・スタウのワークです。私はそれをアレクサンダー・テクニークの先生を通じて学びました)。
こちらはその応用で、早いラララと、座る立つの組み合わせです。
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