熊野”女性性”会議

9月13日~15日、熊野で行われる”女性性”会議にスタッフとして関わることになりました。

以前から”女性性”ってよくわからない言葉だなあ、
と思っていた私がなぜこれに関わることにしたかというと、
「『からだ』と社会や文化の関係を『一人称のからだ』を通して体験的に探る
身体学」というのを、15年以上前からされている、
尊敬する村川治彦さんからお誘いを受けたということと、
ご一緒するメンバーが、からだと心をホリスティックにとらえるワークの第一線の実践者で、しかも私と同世代の女性…前からお話したりワークを一緒に深めたりできたらいいなと思っていた方々だったからです。
去年、このメンバーで最初の合宿をしたのですが、お互いほぼ初対面同士だったのに、最初に温泉でご一緒したときから話が深まり、そのあとも寸暇を惜しんで夜まで話が止まらず、とてもおもしろかったです。

そして1時間づつですが、お互いのワークをシェアできて、それもとてもよい時間でした。
そして今年は、それを、一般の方々にオープンにして行う第一回です。
少人数なので、じっくり、それぞれのなかで何かを深められる時間になると思います。

9月3日現在、まだお申込みは受け付けているので、ご都合とご興味が合う方はぜひどうぞ。

“女性性”については、今もよくわかりません。
でもミーティングでそういうふうに言うと、その思いもとても共感できると、ほかのメンバーに言われました。そのクエスチョンマークも含めて持ち寄って、何が生まれるのか楽しみにしたいと思います。
そもそも、”女性性”の会議をしよう、と言い出したのが男性であるハル(村川治彦)さんであるのも面白い。
去年の会議では、黒一点として、男性であるご自分のストーリーを語ってくださったのも貴重でした。

今回も、女性でなくても、このテーマに興味がある方はどなたでもご参加可能です。

熊野の自然のなかで、
いろいろなワークショップがあったり、(私はアレクサンダー・テクニークのワークショップをやります)
言葉でのシェアリング、言葉以外のやりとり、ダンスの時間、温泉、、、
いろいろな切り口で”女性性”と、そのまわりを探求する2日半です。

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【公式ページより】

2019年、第一回目のテーマは、自分の中の内側にある繊細さーVulnerability(ヴァルネラヴィリティ)―とつながること。

また、「女性性」ってなんだろう?
私達は“女性らしさ”にとらわれすぎてはいないだろうか?
女性性/男性性の区別って?
様々な問いかけの中、現代社会、
そして持続可能な地球の未来に向けて、
“女性性”はどのように活かされ、表現されていくのか?
を皆さんとご一緒に探求できればと思います。

山・森・川・滝・海・温泉・・・熊野の大自然に包まれて、
こころとからだの癒しとケアにかかわるファシリテーターが
様々なワークショップを提案しながら、共に体験をわかちあいます。

宿泊は、古くからの湯治場、湯の峰温泉で。
ワークショップ会場は、熊野本宮大社内の施設をお借りしておこないます。
このワークショップは、性別を問わずご参加いただけます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

 

熊野”女性性”会議:公式フェイスブックページ

●9月13日から熊野で行う、熊野”女性性会議”の準備として、準備メンバーの佐野浩子さんにオンライン・インタビューしてもらいました。

今回、副題が “vulnerably”
訳すと「傷つきやすさ」。でも、それを大切なものとしてあつかう、というようなポジティブな意味が含まれている言葉。そういう質と、アレクサンダー・テクニークとの関係について思うことなどを話したりしています。
(ぶっつけ本番なのでまとまりはないですが)。

私にとってはじめてのオンラインインタビュー。
スマートフォンやタブレットを使って、遠隔でこんなことができるなんて、はじめて知りました。
どきどきしたし、うまくしゃべれているかわかりませんが、意外と、楽しかったです。


熊野”女性性”会議にむけて、オンライン・インタビュー:石井ゆりこvs佐野浩子

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