譜読みについて、見ることについて

新しい曲の譜読みをするときや、難しい曲に挑戦するとき、「頑張って見に行こうとする」ということが起こりがちではないでしょうか?そんなとき、気づかずに前のめりになっているかもしれません。それによって、腕を動かすスペースが知らず知らずのうちに狭くなっているかもしれません。視覚から情報を得たいとき、「情報を取りに行く」というより、対象物から情報が「届いてくるのを受け取る」という態度でいるほうがスムー...
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楽器を弾くときの、指先の感触に意識を向ける

楽器演奏で音を出すために・鍵盤を押す・管楽器のキーを動かして楽器の穴をふさぐ・管楽器のバルブを動かす・弦楽器の弦を指で押さえてフレットに触れさせるというような動きを、指を使って行いますね。そのときの、指で鍵などを動かして届かせる目的地までの距離は、大きいものでも1センチに満たない、小さな距離です。それなのに指に力を入れすぎて、目的地に指が届いてもさらに指を楽器に押し付けてしまっているかもしれ...
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【セルフワーク】腕の動きと胴体、呼吸ー動きのなかで体に気づきを向ける

動きのなかで体に気づきを向けるということをやってみましょう。 概要 腕の動き(動画) 腕の動きーひじに触れながら(動画) 体がゆるみにくいようなとき、ゆっくり丁寧に動くことで、かたまっていたところ、動きがなかったところがほぐれてきたりします。ムリに伸ばそうとするより、体の声を聞きながら、ムリなく丁寧に動くことがコツです。 私のレッスンのなかでもやっている簡単な動き...
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呼吸と声のワーク ”ささやくアー”, ”静かなラララ”

ささやくアー(ウィスパード・アー/whisperd ahh) 体のなかの呼吸の通り道を意識してみましょう。 それから、「ささやくアー(ウィスパード・アー)」というシンプルなワークをやってみましょう。 今ある息を吐いていくと、自然に息が入ってきます。 らくに自然な呼吸や、無理のない発声につながります。 また、緊張しているときや、ストレスで息が浅くなっているときに行うと、落ち着く助けになると思います...
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歩いて前に出てきて、お辞儀してーステージで人前に立つまでの動きを丁寧に見なおしてみるー本番の緊張対策の一環として

演奏(演奏以外でも人前でのプレゼンテーションやパフォーマンスなど)をはじめてから、いろいろなことが気になってしまい、「よけいなことを気にせずに演奏に集中できればいいのに」と願う方が多くいらっしゃると思います。 そういう場合、演奏しはじめてからではなく、演奏しはじめる前に自分がどうしているのかに意識を向けてみてはいかがでしょうか? 演奏しはじめてからは、音楽表現のことを考える必要がありますし...
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