食べること

胃の調子をわるくしてから、月に1回、中国医学の先生に観てもらいにいってる。中国式マッサージをしながら観てくれる先生だ。

おとといも行ってきた。
調子がいまひとつだったので、ちょうどいいタイミングだった。

「水分とりすぎていませんか?
胃に水分がたまっちゃってますねー」

思いあたることはすぐにあった!
ラーメンだ!
とげぬき地蔵の台湾ラーメンにはまって、1週間ちょっとのあいだに4回も行ってしまっていた。
いくらよけいな添加物が入っていないラーメンでもなあ。
それに台湾ラーメンは、大きいどんぶりに入って出てくるので、量が多いのだ。「麺は少なめに」と頼んだのだけどね。

どうも、気に入るとリピートしてしまう「リピート現象」に、私は陥りやすい。

先生は、「ラーメンを食べるこつは、汁をぜんぶ飲まないことですよ。」と、優しくいってくれたけど。

——

中国医学のお医者さんに最初に行った6月には、
「辛いものをひかえるように」
といわれて、そのとおりにした。
8月には、
「甘いものをひかえるように」
といわれて、そのとおりにした。

そのとおりにすると、体調はよくなる。
「さすがアレクサンダーをやっていると、変化が早いですねぇ」なんて、お世辞かもしれないけど、ほめられたりもした。

でも、次々と、違うものをとりすぎていたら、しょうがないじゃないか、自分。

もっと言われる前にわかるようにならないと。
体の声を聴かないと。

——

前に食べておいしかったものを食べつづけるのも、
いいんだけど、下手すると、「おいしかったときの記憶」を食べているようなふうになって、今の体の声を聞いていないことになってしまうこともある。

気をつけなくちゃな。

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