今日こそダイアログ・イン・ザ・ダークhttp://www.dialoginthedark.com/
に行ってきました。
携帯と腕時計を、光るかもしれないからとロッカーに預け、
白い杖を渡され、暗幕の中に入り、
案内をしてくださる視覚障害者のMさんを紹介されました。
まだ小さい明かりがついていて、真っ暗ではありません。
もう一枚の暗幕をあけて、そのなかに入ると、
ほんとに真っ暗になりました。何も見えません。
すごく天井が低いような気がして上に手を伸ばしてみましたが、
手は届きません。
「怖い」と言っている人もいましたが、私は何か楽しくなってきました。
目がとても楽です。
いつも、無意識に何かを見よう認識しようとがんばっているんだなあと思いました。
7人で一緒に進んでいくんですが、私はなるべく一人で歩いてみたいなと、
ちょっとだけ離れてみたりしていました。
でも、あまり離れると、案内人のMさんが、
「まだついてきていない人がいらっしゃるみたいですね。大丈夫ですか?」
などと言ってくださるので、少しだけです。
目が見えなくて、触れることもそんなにはないのに、気配と音だけで7人が近くにいるかいないかがわかるのでしょうか? すごい。。。
いろいろに違う感触の地面を歩いたり、
いろいろな物を触ったり、
「電車の駅」に来てみたり、
バーでワインを飲んだり。。。
ワイン、とてもおいしかったです。
いつもよりなんだか味わって飲めた気がしました。
そして、7人の人にそれぞれリクエストにあわせてソフトドリンクだったりビールだったり、違うものをちゃんと席まで持ってきてスマートに注いでくださるのが、
やっぱり、すごい。。。
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アレクサンダーのワークショップでもときどき、
目をつぶって、人に案内してもらう、という遊びをやることがあるのですが、
(私自身、とても好きな遊びなのですが)
完全に何も見えない空間というのは、目が見える者にとっては普段はないものなので、
とっても新鮮でした。
もう少し、あそこで遊びたかったなあ。
目の疲れも、なんだかだいぶとれた気がします。
芝居前の暗転がとっても好きでした。目を開けても閉じてもおなじ暗闇で。
だからこのイベントにも興味ありますが、そのまえに片付けないといけないものがありすぎて…。Pさんワークの話に戻りますが(?)目隠しをしてパートナーに手をひかれながら、わたしの脳味噌の中身たちに「インタビュー」をしているとき、目隠しをしているので暗闇を歩くのですが、だんだん「暗闇」でなくなってくる、面白い経験をしましたです。
hogiutaさん
ピーターさんの目隠しワークもおもしろそうですね。
今度、ピーター流のやつ、やってみたいです。
同じ目隠しワークでも、いろいろなバリエーションができそうですね。