「まっすぐ立たなくてもよい」(7月のワークショップにて。)

ワークショップは、集まるメンバーによって違う色合いになる。
前回、高齢のお父様と娘さんの親子―娘さんが個人レッスンにいらしていて、お父様を誘ってくださった―がいらしてくださったときも、いつもとまた違った味わいで、よかった。

長年、職人さんをされていて、今は腰が曲がってまっすぐ立つことはできないけれど、よく歩いて、好きな趣味もお持ちで、お元気な方。

でも、ご本人も、娘さんも、まっすぐ立つべきなんではないかと思っておられていて、そのためにアレクサンダー・テクニークがよいのではないか、と、思われていたようだった。

ワークショップで、まっすぐ立たなくちゃ、と思わなくていい、
首が楽で、頭が先導して、それに体全体が着いていけばいい、というようなことをやった。
まっすぐ直立じゃなくても、背骨を、そして胴体全体を伸び伸びと、生き生きと使うことは、できるのだ!

それで、好きな歩くことがもっと楽になったり、趣味の絵手紙を描くのが楽になったりできる。
「描くことって、姿勢が丸くなりやすいから、あまりやらないほうがいいんでしょうかね」
と言われるご年配の方が、以前にもいらしたけど、そんなことはない。

その回のワークショップでは、逆に、60代後半のお母様に紹介されてはじめて来られた女性もいて、世代間交流や、親子の関係についての話がもりあがり、興味深い会でした。

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