本番などでの緊張(「あがり症」)について

(音大生向けに書いた文章を転載します)。 本番で緊張しやすい、あがりやすい、ということに悩んでおられる方が多くいらっしゃいます。 どんな状況で緊張しやすい、あがりやすいでしょうか? 多くの場合、緊張しやすい状況というのは、その人にとって大事な状況なのではないかと思います。 たとえばお客さんがたくさん来る本番、大事な人が見に来る舞台、尊敬する人が見に来る舞台など…。 演奏以外でも、就職活動での面接や、教育実習等の場面でも、緊張することがあると思います。 ふだんから緊張しやすいという方は、(前回も行っていただいた)「体の動きの気づきのワーク」を続けることで、体への気づきが増し、体がだんだん自由になってくるのにともなって、緊張しやすい体質も少しづつ変わってくるでしょう。 (また、「ふだんは本番と違って緊張しない」と本人は思っている場合でも、無意識的に体を固めながら演奏やそのほかのことをやる癖がある場合、そのような体を固めながら物事を行う習慣がほぐれてくると、本番で精神的に緊張したときでも体が自由に動くようになってきます)。 緊張したり、あがったりするのは、その機会...
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