「見ること」「見られること」とアレクサンダー・テクニーク講座、第二回を3月18日(日)に行います。
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アレクサンダー・テクニークを学び始めたころ私は、人前で話をしたり、緊張せずに歌を歌うことができるようになりたい、と、アレクサンダー・テクニークのクラスのワークのなかでよくチャレンジしていました。しかし私は、緊張してナーバスになって、周りを見ることができなかったのです。
それで先生に「周りを見て」と、よく言われていました。
人前に立ったときにちゃんと周りを見る、ということは、大事なことだとわかっているけれど、当時の私には難しくて、とてもできないことでした。
それができるようになったのは、
「見る」ために頑張る必要はないんだ、
ということがわかってきてからでした。
「見る」のではなく、「見えている」
「情報が光をとおして、すでに入ってきている」
それに気づけばよいだけなのでした。
また、「見る」というのは、眼球でやっているのではない。
ということを知ったのも大きなことでした。
後頭部の視覚野で見ているのでした。
それが、だんだ...
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