ヴィオラの演奏と、「気づきのフィールド」

アレクサンダー・テクニークは、からだだけのことではない。 今日、来られたヴィオラ弾きの方は、曲の中で難しいところがあって、そこにくると体がかたくなってしまう、とのこと。 そこを、弾いてもらった。わりと速いパッセージのところ。 リズムと、オーケストラ全体の音を含めてイメージして、もう一度弾いてみたらどうだろう?と、 弾いてもらったら、 さっき、ぎこちなくてつっかかりぎみで、単調な音だったのが、つっかからなくなって、音楽的な抑揚もでてきて、 体の使い方も、おのずと変わっていた。 体の使い方を意識しなおすことによって体の使い方が変わる場合もあるけれど、 そういう場合だけではない。 わたしたちは知らず知らずのあいだに、意識をせばめてしまっていることがあって、 (あー、むずかしい、どうしよう、と思ったときとか)、 意識がせばまると、体もそれに反応してちぢこまってしまう。 音楽にそもそもリズムがあって、多層的で、立体的で、動きつづけているものであることを思い出すだけで、それが、変わる。からだの本来の自由さが出てくる。 「今まで音符が記号に見えていた、と、今気づいた」と、その人は言ってい...
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アレクサンダー的、間接的なアプローチの一例:ヴァイオリニストのレッスンより

アレクサンダー・テクニーク・レッスンのメモより。 座る動きを丁寧に、意識的にやってから立ってヴァイオリンを弾く。 (座るときにも体を押し下げたり、縮めたりせず、逆に長く広くなりながら足が自由になって座る。) すると、いつもの、肩に力が入る構え方にならず、ヴァイオリンの音の響きもよくなる。 アレクサンダー・テクニークでは、気になることに対して、間接的なアプローチをすることが多い。 直接的に、肩の力を抜こうとしてもなかなかうまくいかないとき、意識が薄かった部分を統合できると、偏って入っていた力は自然に抜ける。 等々力の桜(2012/4/8)。 アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでの、アレクサンダー・テクニークのレッスンのスケジュールはこちらをご覧ください。
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