練習量が増えてくると腕の痛みが出てくるというギタリスト&ギター教師の方。
姿勢もなんだか、前にお会いしたときより猫背に…。
アレクサンダー・テクニークをはじめて、姿勢に気をつけるようになったとのことだが、姿勢の気をつけ方が、細かく部分的になっていて、「全体」という意識が薄くなってしまっていたようだった。
自分全部で弾く
そこに戻ることが、やはり大切。
人間は機械でないので、姿勢や動きの細かいところまで、意識でコントロールする必要はないのだ。(コントロールするつもりになってると、カクカクと、動きが機械みたいになってきたりするので興味深い)。
そういうことは、体がやってくれる、神経システムがやってくれる。
ギターを弾くということは、指だけの仕事ではなく、胴体も関わっているし、胴体は呼吸して動いている、固定させることはない。
気づかないうちに固定させていたことに気づいたら、動いていいんだな、ということを思い出す。意識が変わると体が変わる。
レッスンは、その人の今の課題がどこにあるかを観て、気づいてもっと楽だったり自由になったりする可能性にひらいていくきっかけになります。
意識を向けること、気づきことの助けとして、触れることも使います。
10月のワークショップのテーマは「手を使うことと体全体」。お申し込み受付中です。
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