「からだ全体で呼吸する」ワークショップ参加者のご感想 Posted on 2022年3月17日2024年10月21日 by yurikoワークショップのとき、いつもはその場で感想をお聞きして終わりにしていたのですが、今回の「からだ全体で呼吸する」、終わった後で感想を書いていただきました。ありがとうございます。 いくつか、許可を得てシェアさせていただきます。 アレクサンダー・テクニークは、身体やアートなどのパフォーマンス向上のために参加される方が多いと思うのですが、わたしはかねてより、「自分でいる人」と一緒にいると、周りの人も本来の... More
私の考える「音楽家のためのアレクサンダー・テクニークの原理」 Posted on 2021年12月20日2022年3月18日 by yuriko音大生に教えるなかで、「音楽家のためのアレクサンダー・テクニークの原理」ってなんだろう?と考えてみました。 教師の数だけ、学ぶ人の数だけ答えがあると思いますが、 私自身は、以下のようなことを、今の時点では考えています。 ◎ 自分の中心に居るために ・頭~背骨~骨盤に意識を向けてみること それによって、 ・首の自由さ、手足の自由さが感じられること ◎ 「やりすぎを、やめ... More
評価されることと自分軸、刺激と反応とアレクサンダーさん、プライマリー・コントロール Posted on 2021年11月26日2022年3月18日 by yuriko「緊張を味方につける」という話のなかで、複数の方が、「評価される場面でよけいに緊張する」と言われていました。 たしかに評価される場面では、自分がどう評価されるかが当然気になるでしょうし、よりよく評価されたいと思うことによって、緊張してしまうのも、自然な心の動きといえると思います。それでも緊張のおかげでパフォーマンスに影響があったりすると、なんとかしたいと思いますよね。 それにちょっと関係す... More
譜読みについて、見ることについて Posted on 2021年11月15日2023年2月10日 by yuriko 新しい曲の譜読みをするときや、難しい曲に挑戦するとき、「頑張って見に行こうとする」ということが起こりがちではないでしょうか?そんなとき、気づかずに前のめりになっているかもしれません。それによって、腕を動かすスペースが知らず知らずのうちに狭くなっているかもしれません。視覚から情報を得たいとき、「情報を取りに行く」というより、対象物から情報が「届いてくるのを受け取る」という態度でいるほうがスムー... More
楽器を弾くときの、指先の感触に意識を向ける Posted on 2021年11月10日2023年2月10日 by yuriko 楽器演奏で音を出すために・鍵盤を押す・管楽器のキーを動かして楽器の穴をふさぐ・管楽器のバルブを動かす・弦楽器の弦を指で押さえてフレットに触れさせるというような動きを、指を使って行いますね。そのときの、指で鍵などを動かして届かせる目的地までの距離は、大きいものでも1センチに満たない、小さな距離です。それなのに指に力を入れすぎて、目的地に指が届いてもさらに指を楽器に押し付けてしまっているかもしれ... More