身につけるためのコツは「再現しようとしないこと」 Posted on 2022年11月15日2023年8月11日 by yuriko アレクサンダー・テクニークのレッスンを体験された方が、体験したことを身につけたいと思ったとき、どうしたらいいのか?そのときのコツを、お話したいと思います。 そのコツとは、まず、「再現しようとしないこと」 よい状態であっても、再現しようとすると、自分を型にはめてしまうことになって、体はかえって固くなってしまいます。よいときでも、悪いときでも、レッスンのときでも、それは、もう過ぎ去った、過去の状... More
首を固めるのは、自分を守ろうとする、自然な反応 Posted on 2022年11月10日2023年8月11日 by yuriko アレクサンダー・テクニークでは、よく「首を自由に」と、言いますが、それは、「首を固めてはいけない」という意味ではありません。 たとえば、急に、人が自分に近づいてきたり、急に、物が顔の前に飛んできたりすると、自然に、首を固めることが起こるでしょう。それは、自分を守ろうとする、ごく自然な反応です。生き物には、自分を守ろうとする機能が備わっているので、その機能が発動しているのです。それは悪いことでもな... More
目を楽にすると、見えてくることと、抑制(インヒビション、inhibition)の原理 Posted on 2022年11月6日2024年9月17日 by yuriko 「見る」というのは、レクサンダー・テクニークで扱うことなの?と、思われるかもしれません。 私自身も、目のことは、アレクサンダー・テクニークの範囲外だと、昔は思っていました。しかし、アレクサンダー・テクニーク教師になってから、アレクサンダー・テクニークのワークを発展させた「アイボディ」というワークに出会って(当時は「アイボディ」という名前はまだなかったころでした)、なるほど、と納得できたことがあり... More
手指の故障、ジストニア、腱鞘炎に対処する (1) – アレクサンダー・テクニーク的視点より Posted on 2022年11月1日2022年11月10日 by yuriko手指の故障、腱鞘炎、ジストニアに悩んでおられる方が、とくに音楽家の方に多くいらっしゃいます。 指が思うように動かなくなったり、思わない方向に動いてしまったり…。 「ジストニア」で検索すると、読んでいて辛くなるような、症状についての話が多く出てきますが、原因や解決法は、医学的にもよくわかっていないと言われているようです。なので、ここでは医学的なことはいったん置いておいて、「手のしびれ」「手の... More
話すとき、目を楽にしている Posted on 2022年10月27日2022年11月27日 by yuriko 「話す、聞く、伝わりあう」ワークショップの報告五感の記憶を、今ここにいる自分と統合するアイボディ、アレクサンダー・テクニーク、自分の奥行きアレクサンダー・テクニークとは? 「話す、聞く、伝わりあう」ワークショップの報告 先週末、「話す、聞く、伝わりあう」がテーマのワークショップでした。 まずは、体全体のつながりを思い出すこと、呼吸の通り道をひらくこと、そして、見ること、見えてくることを、じっくり... More