姿勢をよくすることについての(私にとっての)アレクサンダー・テクニーク的考え方

よい姿勢、正しい姿勢ということについて、よく聞かれることがあります。アレクサンダー・テクニークのレッスンに来られた生徒さんからも質問されますし、生徒さん以外でも、私が体の使い方にかかわる仕事をしていることを伝えると、「いい姿勢を保っていないと体によくないんですよね」と言われて、あわてて背筋を伸ばしたりする方もおられます。 でも、グニャッとしている姿勢が、悪い姿勢なのかな? というと、そう言い...
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痛みとリハビリ、固めることとゆるめることと、アレクサンダー・テクニーク

きのうは、つきいちの町田TEENSPOSTでのワークショップでは、スポーツを長く続けておられる方々が参加してくださいました。怪我をされた後、歩く、走る、泳ぐなどに支障が出るようになって、自分の使い方を見直したいとのこと。 痛みや違和感などが体にあるとき、その部分だけに意識を集中させがちですが、そのかわりに、自分の体のなかの各部分の関係性に目を向けてみるとどうでしょう? ということをやりました...
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人の顔が見られなくてもいい(続:人前に立つときの緊張や、あがりについて)

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きのうの投稿(「オーディエンスをお誘いする」って?)にも関連して… 人前で話したり、パフォーマンスをしたりするとき 「人の顔が見られない」と言う人は少なくないですね。 私もそうでした。 で、「人の顔が見られない」「でも見なくちゃ」 と思うと、「ああ、でも見られない」「でも見なくちゃ…」と、ループにはまってしまうのです。 ループしているうちにますます顔が赤くなってきたりして…。 実はあるときから...
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「オーディエンスをお誘いする」って?(人前に立つときの緊張や、あがりについて)

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教師になる前私は、人前で歌ったり演奏したりすることについて、アレクサンダー・テクニークのレッスンでよく見てもらっていたのですが、 歌をとおしたアレクサンダー・テクニークのレッスンのなかで、 人前に立ったとき「オーディエンスをお誘いするようにしましょう」 と、いつも言われる先生がいました。 私はそれがずっと、よくわからなかったのです。 でも、きのう、音大のクラスで教えていたとき、学生とやりとり...
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6/3(日)札幌アレクサンダー・テクニーク・ワークショップ&レッスン「やめていくことによって、現れてくるもの 」

努力することで才能が向上することはたくさんあるけれど、 努力の過程のなかで、なにか余計なものまで付け加えてしまうことがある。 そういう何かを、少しやめることによって、あらわれてくるものがある。 アレクサンダー・テクニークはそんな、やめていくワーク。 その「やめていく」は、ストイックなこととはかぎらない。 やめていくことによって、もっと力を発揮できるようになったり、もっとが...
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