10月の末に行った、「五感で味わうゆったり真鶴合宿~アレクサンダー・テクニークとプロセスワーク」の感想を、参加者のひとり、内山さんがご自身のブログ、宇宙(そら)のスイセイ日記”に書いてくださいました。許可を得てこちらにも転載させていただきます。
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アレクサンダーテクニークとプロセスワークのコラボレーション・ワークショップの合宿に参加してきました。
前日まではお天気が心配だな・・とおもっていたのですが、行ってみるととっても良いお天気になりました。(暑いくらい)
海もきれいで、着いてからは海を眺めながら、お弁当ランチ&自己紹介などなど(自己紹介・・っていつも緊張します・・)
自然に目に入ってくるものは広い海や、大きな木、緑や空・・・
しばらくそうして目に入ってくることに任せて周りの風景を眺めていると、頭の中は静かになって、身体の感覚がゆっくりと立ち上がってくるような気持ちに。
アレクサンダーのワークがはじまります、
浜には丸くて大きめな岩がコロコロしていて、到着したはじめの時は岩の上を歩いているとオトト・・とおぼつかなかった足元が、アレクサンダーのワークをすると、足の裏が岩の丸みを感じて、
フィットしていくのがわかります。
周りの風景やいろんな情報が入りながら、足の裏の感覚も鋭くなって歩くことが楽しくなってきます。
アレクサンダーのワークの後に、プロセスワークのワーク、『自分の中にいる不思議な存在を見つける』ワークをしたのですが、
今、振り返ってみると、この時の最初の海で過ごしたワークの時間が大きな扉の鍵だったような気がします。
泊まったお宿も素敵でした、
「ひるさいどはうす」というペンションで、オーナーの桜井さんが畑で栽培してとれたハーブが贅沢に使われたとってもとっても美味しいご飯(イタリアン)を作ってくれます。
プロセスワークでは、見た夢をテーマにワークをすることも多いのですが、夕ご飯の後に、最近見た夢や気になる夢について話をしたり、カードをそれぞれ1枚ずつ引いて、そのカードについて話をする時間が楽しかったでした。
「voyager tarot」というタロット1枚1枚をコラージュで表現している、強さと華やかさが印象的なカードで、私自身がいつも使っているカードとはまた違う趣があって、時間をかけてゆっくり眺めていると、いろんなイメージが浮かび上がってくるようです。
真鶴は海と山(森)の両方の自然に恵まれています。
海は開放的でリラックスしながら、五感が開いていくと同時に内面にある大切な種やテーマが浮かび上がってくることを助けてくれました。
森は包容力と安心感があります。
大切なテーマや種について、よりじっくりと耳を傾ける時間を持つことができました。
普段、時間とともに慌しく行動していてると、つい見落としてしまうようなこと、つい後回しにしてしまうこと、頭で大切ではないと割り振ってしまうこと、実はそちら側の中に大切な答えがあることもよくあります・・・
以前、養老孟司さんの本の中に「蝶道」のお話があって、蝶は日陰と日なたのちょうど境目を飛ぶのだそうで、その道を「蝶道」と呼ぶそうです。
きっと、目に見えてわかりやすい道や、計算して出した道ではない、道をみつける。
もちろん、スピーディにものごとを運んだり、合理的に考えることも大切だとおもいます。
何か一つに決めてしまったり、一方の価値観だけに偏らないような、柔軟性を取り入れていくことも、これから大切なことなんだなとおもいました。
アレクサンダーテクニークとプロセスワークそれぞれを別個に受けたことはありましたが、コラボレーションははじめての体験でした。
普段、ひとりではストレッチしにくい心と身体をみんなで一緒にストレッチしているような(笑)もりだくさんのワークを海と森で満喫した一泊二日でした。
ゆりこさん、ひとみさん、合宿でご一緒できた皆さま、ひるさいどはうすの皆さま、どうもありがとうございました。
http://sabitama-cafes.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/ws-in-444a.html
↑内山さんのブログ本体には、当日の写真&写真の説明も載っています。
内山さんのブログ”宇宙(そら)のスイセイ日記”はこちらです。
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こちらこそ、ありがとうございました!!
内山さんや、参加者のみなさんと一緒にワークできて、時を過ごせて私も楽しかったです。
アレクサンダー・テクニークとプロセスワークのコラボレーションに可能性を感じて、今後も、年に1回か2回かわかりませんが、ひきつづきやりたいね、と、今回、コラボしたプロセスワーカーの坂元仁美さんとも相談しているところです。またご連絡しますので、興味とご都合が合ったらぜひご参加くださいね。
私(石井ゆりこ)のアレクサンダー・テクニークのサイトはこちらです。