○○ セラピストのみなさん、「自分の使い方」を意識したことありますか?
実際に対象者の身体に触れることの多い、セラピストなどにとり「自分の使い方」
を意識することは、とても重要なことではないでしょうか?
例えば、自身の身体・精神状況が安定している時と、安定していない時の”効果”
に違いが生じることは、多くのセラピストが経験していることと思います。
このワークショップでは、セラピストが自分をケアし、「自分の使い方」に意識
的になること、そして、より無理のない自然な「自分の使い方」ができるように
なること、そして、対象者を診たり、治療、施術、介助などをするときに、「自
分自身全体」をもっとよく使えるようになることをめざします。
セラピスト自身が首や腰を傷めたりしにくくなり、同時に、相手に、よりきめこ
まやかなサポートができるようになっていきます。
まず、簡単な動きを通してアレクサンダー・テクニークの原理を学び、それから、
セラピストが現場でよく行う治療・施術・介助などの姿勢や動きに実際に応用し
てみたいと思います。また、現場でのいろいろな状況について考えてみたいと思
います。今までとは少し違う観点で対象者を診るヒントにもなればと思います。
少人数制で実践的なワークショップにしたいと思います。
ぜひ、日頃の治療・施術・介助における、
・自身の身体の使い方
・対象者の診方
の悩みを持ち寄っていただきたいと思います。講師・参加者で一緒に考えてみません
か?
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日 時:7月25日(日)10:30ー13:00
場 所:littlesonds湘南鵠沼スタジオ
藤沢市鵠沼藤が谷3-7-18
江ノ電鵠沼駅から7分、
小田急鵠沼海岸駅から15分強、藤沢駅から20分位です。
(お申し込みのメールをいただいたら、道案内をお送りします。)
参加費:6,000円
対 象:セラピストや、介護にかかわる方
(勉強中の方も歓迎です。)
定 員:6名
講 師:石井ゆり子、山田真伸
申込み・お問合せ 石井ゆり子 yuriko@littlesounds.com 090-2535-6009
山田真伸 grandmasa55@yahoo.co.jp
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【アレクサンダー・テクニークについて】
アレクサンダー・テクニークは19世紀のオーストラリアの俳優、F.M.アレクサン
ダーが、自分自身の「舞台のときに声が出なくなる」という問題をきっかけに発
展させた、「自分の使い方」の再教育の方法です。現在、欧米を中心に、医療機
関と連携をとって補完医療として使われていたり、英国王立演劇学校などの芸術
系の学校などで教えられています
2008年には、英国医師学会の会報『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』
(BMJ)において、 579名の腰痛患者を対象に行われた調査のなかで、アレクサ
ンダー・テクニークの効果が発表され、話題になりました。
【プロフィール】
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●石井 ゆりこ(アレクサンダー・テクニーク教師)
1999年にアレクサンダー・テクニーク教師認定、以来、東京と神奈川に
littlesoundsスタジオを持ち、教えつづけている。音楽家、身体症状に悩む方、
看護士や対人援助職の方などに主に教えている。ウェブサイトは
http://www.littlesounds.com
●山田 真伸(理学療法士)
2004年に理学療法士免許を取得し、同年4月より総合病院に勤務し、急性期から
回復期リハビリ・外来リハビリを経験。2006年にアレクサンダー・テクニークと
出会い、以降継続的に石井ゆりこのもとで個人レッスン・ワークショップを通じ
てアレクサンダー・テクニークを学ぶ。
2009年より、現在の職場に移り訪問リハビリ、デイサービスで地域リハビリに従事。