週末、ハルさんこと村川治彦さんの講演会「統合医療とわたしの『からだ』」と、ワークショップ「『からだ』の体験を分かち合い、深め合う」に行ってきました。
http://www.east-westdialogue.org/J-CEW.htm
講演といっても、ハルさんが一方的にしゃべるのではなく、参加者との意見交換の材料を提供してくれるような感じです。いろいろと考えさせられることがありました。(考えさせられたことについてはまた少しづつ書けたらと思います。)
ワークショップは、
・時間をゆっくりとって(10分かけて)立つ
・ペアになって、お互い、触れる
・オーセンティックムーブメント(動きたい衝動にそって動く。それを観ている人がいる)
という3つのことをやりまいた。
この3つだけで、朝9時から17時までかけてやるのです。
私にとってはこの「時間をかけてひとつのことをやる」という体験だけでも、意味深いものでした。
アレクサンダー・テクニークでも、「何かする前に自分に気づく”間”をとる」こと、「目的意識的になりすぎない。プロセスを大事にする」ことは、大事なのですが、ここまで時間をかけて一つのことをやることは、ないからなあ。
触れることにしても、ただ触れることを味わうだけのために触れる、という感じです。
こういう本質的というか、そういうところに立ち戻ることは、時々、必要だなと思いました。
普段の生活も、ゆったりしているようで、実は、何かしなくちゃならないことに頭が追われていることが多かったな、と、あらためて思いました。
ゆるんだからか、ワークショップの後半、オーセンティック・ムーブメントで動いた後、いつのまにか眠ってしまっていました!
それでも全然、だれもが「そういう人もいるよね」みたいな感じで当たり前に接してくれたので、
よく休まりました。