ギターとアレクサンダー・テクニーク(レッスン受講者の声)

前回、夫婦で音楽を楽しんでいるおふたりが、ギターを持ってレッスンにいらしてくださったことを書きましたが、その方が、レッスンの感想を寄せてくださいました。

「今年、夫と一緒に石井 ゆりこさんのアレクサンダーテクニークの教室へ通っていて、自分のからだと自分自身の使い方を学んでいるんです。

毎回発見があって、その度に思い込みが外れ、無駄な力が入っていたことに気づき、体ものびのび、らく~に、なっていくのがとってもおもしろい。

主に日常生活動作をやっていたのだけど、アレクサンダーテクニークは楽器演奏にも役に立つもので(ゆりこさんは音大で講師もされているのです)、先日のレッスンの時にギターを持って行ってみてもらったの。

そしたらね、格段に弾きやすくなったんです!
ギターを持つ姿勢や、腕や手指の方向性や使い方。
ちょっとした体や意識の変化で。
えっ、なにこれ、全然違いますけど??
今までのは何だったの?
というぐらい、ギターを爪弾くのが楽に楽しくなったんです。

前より音が良く鳴るようになったし、バレーコードも前よりビビらずに鳴りやすくなった。
コードチェンジや弦を弾く動作、歌を歌えば歌に、部分部分に意識が持っていかれていたのが、自分の中心に戻り、自分の音がよく聞こえるようになった。
上手く言えないけど、自分中心に音が鳴っているような。

体もだけれど、心の硬さも緩んで、こうしなきゃが減って音を楽しめるようになった。
ただ、なっている音に耳を澄ませる。
楽器を弾くことに、心地よさがあるんだ。

それ以来、ギター弾きたいな、って思うことが増えた。
それまでは最近弾いてないな、練習しないとな、ってつい思ってしまう私だったのが、弾きたいな、に変わったのだから、大きな変化だ。
弾いていると、改めて、このギターいい音だなあ、このギターにして良かったなあ、るんるんって気分になる。
とっても嬉しい変化だ。

と同時に、今までいかに、頑張ってやろうとしていたかに気づく。
これはね、抜けてみないとわからないんだよね。
頑張ってた自分、おつかれさま、ハグ。
たいして弾けないけど、楽器を持参してみて良かった。もっと先でいいかな、とも思ってたので。
ギターが身近になって、付き合い方が変わりそうです」。

初心者の方とも、ベテランの方、プロの方とも、ギターやウクレレ、マンドリンやベース等とアレクサンダー・テクニークのレッスン、やっています。やりたい方はぜひご連絡くださいね。

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