うたうのは、わたしのゆめです。
台湾原住民のぶんかをみなさんにしってもらうことも、わたしのゆめです。
みなさんは、わたしのゆめを、かなえてくれました。
先々週、台湾原住民シンガーのスミンと、彼の弟分にあたる、ランシンバンドが一緒にやったコンサートに行ってきた。
スミンは、アイパッドに書かれているらしき文字〜たぶん日本語をローマ字表記したものーをたどたどしく読んで、日本語でMCしてくれました。
スミンの歌とギターも相変わらず素晴らしかったけど、MCが印象に残っている。
ほんとうにたどたどしい日本語なんだけど、すごく伝わってくるものがあって。
上のMCのほかにも、曲間に5,6回、ぜんぶ日本語で。
おさけを のみすぎて ふとっちゃいました。いまは やせたいので 運動(ヨンドン)しています。
というのもあったな(笑)
前回見に行ったときは、台湾の旅行本などを書いている青木由香さんを通訳につけていたので、もっと複雑なことも話してくれて、原住民文化の現状や、スミンの歌の背景についてもさらにわかってよかった。でも今回もそのときに負けず、本人の肉声をつうじて、たどたどしくても伝わってくるものがありました。
伝えたいという意図があって、それが歌になっていて、それが広く伝わっていくのだなあ。
歌は、歌詞がない歌も多いのです。
ヘイヤーホー ハイヨーイー ヨイヤー
とか。
歌詞はないけど、具体的な情景がそこに込められている歌たちです。