アレクサンダー・テクニークのレッスンを、言葉にするのはむずかしい。

アレクサンダー・テクニークのレッスンを、言葉にするのはむずかしい。
言葉にすると、こぼれおちてしまうものがたくさんある。
じっさいには、言葉でとらえているより、もう少しきめこまやかな解像度のことが、起こっている。

そういう話をしていたら、「イメージとも違うんですね」と、生徒さん。
彼が体験したことは、「イメージ」ではなかった、と言う。

たしかに、視覚情報だけのイメージとは、ちがう。
もっと、五感を統合したものとして、体験している。

アレクサンダー・テクニークのレッスンを、言葉にするのはむずかしい。
言葉にすると、こぼれおちてしまうものがたくさんある。
じっさいには、言葉でとらえているより、もう少しきめこまやかな解像度のことが、起こっている。

なので、私が何かレッスンで言っても、それにとらわれてほしくはない。

それは、正解でもないし、真実でもない、
単にひとつのとらえかた。
似た状況でも、別のときだったら、別のことを言うかもしれない。

今この瞬間の自分にとっては、どうかな?
と、見てみてほしい。
それで、役に立つ情報があれば、それは、しばらく使えるかもしれない。

その情報とは、言葉だけではない、五感全体(もっとかな?)の情報。

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