きのうは「自立していることと助けること~アレクサンダー・テクニークを使って」というお題でワークショップをしました。
きのう来られたのは、ご家族のサポートを日常的にしている方や、仕事で子どもとかかわる方などでしたが、まずはご本人たちの体の痛み(ひざの痛みや腰の痛み)の話からはじまりました。
-目次-
・痛みが起こらない自分の使い方/重力とのつきあい方
・人を介助したり、サポートしたりする
・「抑制(inhibition)」と信頼
痛みが起こらない自分の使い方/重力とのつきあい方
それで、痛みは自分の使い方から来ているのかもしれない、
ということで、痛くなりがちな動きをみんなでやってみました。
・高いところのものを下におろす
・寝ているところから起き上がる
・正座になる、正座から立ち上がる
そのとき、重力とのつきあい方の話になって、
ニュートン力学だと、積み上げられた物のように重さの負担が上から下へとかかっていると考える
けれど、人間という有機体の場合、必ずしもそういうふうではない、という話をしました。
上に向かって解放されてもいくし、あらゆる方向...
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