ささやく”アー”(ウィスパード・アー)と、呼吸について Posted on 2012年4月25日 by yurikoF.M.アレクサンダー(アレクサンダー・テクニークの創始者)が開発したプロシージャーに、ウィスパード・アー(whispered ahh / ささやく"アー")というのがあって、私のレッスンでもよくやります。 ごく簡単に紹介すると、 ・目でほほえんで、 ・上あごから下あごをぶら下げるように、口をひらく ・息を吐きながら、”アー”の音を、音を立てずに、ささやく というようなことです。 このとき... More
肩凝りをもつ人に、ありがちなこと。 Posted on 2012年4月15日 by yuriko肩凝りに悩む方がレッスンに来られて、帰る前に、「すごく楽です。それに肩が下がった気がします」と言われました。 そして、「あれ以来、肩を下げるようにしています。でもなかなか、あのときみたいに楽にはならないですね」 と、後日、言われます。 実はレッスンの結果、「肩が下がった」からといって、肩を下げたら駄目なのです。 その人の場合、なぜそれまで肩が上がっていたかというと、実は首が縮まっていたからで... More
荷物(だけ)のせいにしない。 Posted on 2012年4月10日 by yuriko インターネット上で知人がこんなレントゲン写真を紹介してくれました。 これを見て、どんな風に感じますか? 「ひぇー、こんなに背骨が歪んでしまうんだ!」 「やっぱり片側に重い荷物をかけるのは、まずいんだろうな」 と、思われた方も多いでしょうか? この写真のキャプションは、"This is what a heavy bag will do to your spine." 「これが重... More
アレクサンダー的、間接的なアプローチの一例:ヴァイオリニストのレッスンより Posted on 2012年4月9日 by yurikoアレクサンダー・テクニーク・レッスンのメモより。 座る動きを丁寧に、意識的にやってから立ってヴァイオリンを弾く。 (座るときにも体を押し下げたり、縮めたりせず、逆に長く広くなりながら足が自由になって座る。) すると、いつもの、肩に力が入る構え方にならず、ヴァイオリンの音の響きもよくなる。 アレクサンダー・テクニークでは、気になることに対して、間接的なアプローチをすることが多い。 直接的に、肩の... More
テーブルワークは、やめていくプロセス。 Posted on 2012年4月4日2019年1月29日 by yurikoレッスンやワークショップなどでいただいた、アレクサンダー・テクニークの原理やその他にかんする質問に、答えていくコーナーの続きです。 Q テーブルワークをやってもらうととても楽になります。また、立って腕を動かしてもらうだけでも、とても楽になります。なぜなのでしょうか? 正しい位置に来てるからかな、と思うのですが、その正しい位置が、自分ではわかりません。 テーブルワークは、そのよう... More