人間は手を使う生き物です。
触れる、道具を使う、持つ、持ちあげる、抱える、書く、描く、そのほか細かい作業…
手を使っていろいろなことをやっています。
このワークショップでは、
手を使うときに「”手”だけ」にならずに、
自分全体として手を使う、ということをやってみたいと思います。
アレクサンダー・テクニークは、からだや心の緊張しすぎをやめるためのワークと言われることがありますが、
そのために大事なのが「体全体」「自分全体」という視点です。
自分全体と、手の先の意識とのつながり、
自分のなかの、部分と全体のつながりを、見てみましょう。
たとえば弦楽器を演奏する方は、「自分全体として手を使う」ことを意識することで、
弓の動きをコントロールしやすくなり、指を動かしやすくなり、
音がよくなったり、リズムがよくなったり、
大きい音や小さい音が出しやすくなったりします。
また、「自分全体」を意識できるようになると、心理的な緊張も起こりにくくなったり、
緊張したとしても、体の自由さが保てるようになってきます。
・楽器を演奏する
・重いものを持ちあげる
・料理をする
・絵を描く
・PC作業
・細かい作業をする
みなさんの日常のなかにある、いろいろな「手を使う」を入口に、
アレクサンダー・テクニークを使って体全体をどう使えるかを学んでみましょう。
手、肩、首、腰などに傷みが起こりやすい方も歓迎です。
楽器や道具を使うことを見てみたい方は、楽器や道具をお持ちください。
参考までに:以前行った同じテーマの講座の報告はこちら 「楽器の音が変わる/楽器の重さが変わる」
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2019年10月19日(土) 13:30~16:30
場 所:東京都文京区
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費 6500円
定員 8名
講 師:石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:一番下にあるフォームにご記入ください。
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【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方などをサポートしてきました。
生徒さんと言葉と言葉以外で対話しつつ、ご自身の気づきと無理のない変化に寄り添っていくワークをしていきます。このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。
国立音楽大学でも非常勤講師として教えています。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
■石井ゆりこのアレクサンダー・テクニークのレッスンは東京都文京区と、神奈川の湘南で、随時、受け付けています。レッスンのスケジュールはこちらをご覧ください。
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