シアトル道教学院から、気功の教師でアレクサンダー・テクニーク教師でもある座間晶子(ざま・しょうこ)さんを迎えたワークショップを行います。
今までの何度かの開催で、晶子さんの人柄の存在感の場のなかで気功を練習する時間のかけがえのなさを、私自身、いつも感じていますが、同じように感じた人が多いようでした。
体がとてもゆるんで新しくなったようでした。
また、晶子さんのお話もとても勉強になります。
混元気功は、子どもでもお年寄りでもできる易しい気功ですが、長く立っていることや、関節を曲げること、腕を動かすことがつらく感じるような方にも、アレクサンダー・テクニークの視点からのワークを取りいれることで、みなさんが無理なく気功に入りやすくできればと考えています。
晶子さんによると、気功をする際の動作の原則は、実はアレクサンダーテクニークの原則と共通するもの、とのこと。
晶子さんが紹介してくださった「虚領頂頸(きょりょうちょうけい」「気沈丹田(きちんたんでん)」という中国の言葉はアレクサンダー・テクニークで言うプライマリー・コントロールと同じだと教えてくださいました。
首が「虚」になると、気が丹田に満ちる、ということだと。
なるほどと思いました。
よく、「東洋の考え方では丹田を大事にするけれど、西洋から来たアレクサンダー・テクニークでは首のことをまず言うのは、間逆のようですね」と言われることがあるのですが、実は同じ一つのプロセスのことを言っていたのでした!
丹田が満ちるという結果への道に、首が自由ということがある。 そうすると、からだ全体で動けるようになるのですね。
では、実際にどうしたらそういうふうになれるのか?
それが知りたいな、体験したいなと思われた方は、どうぞワークショップにいらしてくださいね。
当初は、前回やった気功にプラスして別の気功もやりましょうと言っていたのですが、やはり、前回やったシンプルな気功をひとつだけやろうと。
そして、気功の動作を分解して、「立つ」「膝を曲げる」「腕をあげる」「腕をおろしながら体を曲げる」などの、ひとつひとつの動作を、いかに楽にできるかを、ひとりひとり見る時間を、気功の合間合間に入れたいと思います。(ゆりこが主に担当)
気功って気持ちいい!ということ、そしてまた
ただ立っているって気持ちいい、ということ
を、参加者全員が実感できる時間にしたいなと思います。
【座間晶子さんについて】
晶子さんは横浜出身、シアトル在住で、シアトルで道教学院という気功と太極拳の学校をご主人と一緒に運営されています。絵描きでもあり、アレクサンダー・テクニーク教師であり、歌、舞踏、芝居などのパフォーマーでもあり、料理人でもある、多彩で多才な先生です。 http://www.taoiststudiesinstitute.org/ 道教学院のサイト(英語) http://www.shokoza.com/ 晶子さんのサイト(日・英)
【石井ゆりこについて】アレクサンダー・テクニーク教師 著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』、 『演奏者のためのはじめてのアレクサンダー・テクニーク』 http://www.littlesounds.com/
————————————————————
日 時:2017年5月21日(日)10:30~12:30、13:45~16:00
場 所:東京都文京区 ………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:10000円 (半日参加6000円)
定 員:8名
講 師:座間晶子/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:下にあるフォームにご記入ください。
または、 yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。 1) お名前 2) お電話番号 3) このワークショップをどちらで知りましたか? 4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)
お申し込みフォーム