第二弾は2016.10.29 (土) に都内で行います。お申し込み受付中。(10/10記)
31年間、モンテッソーリ教育に携わってきて、日本各地でモンテッソーリ教育を広めている、深津高子さんと一緒に、
モンテッソーリ教育と、アレクサンダー・テクニークのコラボ・ワークショップをします。
深津高子さんは、2008年にエクアドルの森林農法のコーヒー園などのツアーに行ったときにご一緒して知り合った、尊敬する年上のお友達です。フェルデンクライス・プラクティショナーでもあり、コラージュをするアーティストでもあります。
高子さんのお話に感銘を受けて、2011年に一度、コラボワークショップをしました。
”子育ち”ワークショップ:育つことのお手伝いをする
そして私は、これは、子どもに関わるときにももちろんだけど、そうでなくても、自分自身のためにも、とても勉強になるのではないかと思い、そのあと、モンテッソーリ教育の10日間コースに参加しました。
幼稚園に子どもたちの観察に行ったりする機会も得て、とてもよい機会になりました。
幼稚園に子どもたちの観察に行く機会も得て、とてもよい機会になりました。
アレクサンダー・テクニークとモンテッソーリ教育は、考え方が共通する点が多いなあと私は感じます。
実際、同時代の人であり、最近知ったのですが、アレクサンダーが英国でやっていた子どもたちのための学校では、モンテッソーリのトレーニングを受けていたアレクサンダー・テクニーク教師が指導にあたっていたそうです。
先日、高子さんと話したのは、
ひとりひとりが「自分で考える」ことの大切さについてです。
高子さんは、「自分で考える」ことができるようになるために必要なことは、
幼いころから五感を育てること、「私の感じ方」を身につけること。
ひとりひとりが「自分で考える」ということ、「私の感じ方」を身につけることは、
私も、アレクサンダー・テクニークを通じて伝えたいことなのです。
そしてそれは、われわれが子どものころから、持っている力だ、ということを、
私はモンテッソーリ教育に触れることで、あらためて学びました。
(そして、学びながら、自分の子ども時代のことを思い出しました。)
子どもがすでに持っている、ものごとをとらえ、自分なりに考え、自立していく力をどう尊重して、
育つことを邪魔しないか、ということだと思います。
具体的に子どもたちのために、そして自分自身のために、
どんなことが工夫できるのか、アイデアをシェアしあい、インスピレーションをもらい、
体験してみる会にしたいと思います。
大人の声がけの仕方、あるいは環境の整え方(モノのデザイン、その置き方など)によって、どう、子どもの自立をサポートできるか、など、いろいろ具体的なお話が出ると思います。(映像もあり)。
また、高子さんは、モンテッソーリ教育を介護に使うことにも興味をもっておられ、
そういうお話も聞けるかもしれません。
私のほうでは、アレクサンダー・テクニークのワークとしてひとりひとりにハンズオンをとおして、
それぞれの”自分の今”と、”そこから育っていく何か”について、体験を深めるようなことをできたらと思います。
そして、まず自分自身に対して、”邪魔をやめる”やりすぎをやめる”こと
それによって、自分自身に対する信頼感を深めることにつながればと思います。
お子さんやお孫さんとのかかわりを見つめ直したい方、
お仕事で子どもと関わる方
そして、直接子どもに今かかわりがない方も、
ぜひ、一緒に学びあいましょう。
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7/16(土)10:30~16:30(お昼休憩あり)
場 所:藤沢市 littlesounds鵠沼スタジオ
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:7500円
定 員:8名
講 師:深津高子/石井ゆり子
申込み・お問合せ:
yuriko@littlesounds.com
電話 090-2535-6009
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【深津高子さんについて】
80年代にインドシナ難民キャンプで紛争解決の糸口を模索中、「平和は子どもから始まる」という言葉に出会い、帰国後、モンテッソーリ教育の勉強を始める。
その後、府中市にあるモンテッソーリ園に勤め、現在は全国の幼稚園・保育園に出向き、子どもの視点に立った保育環境見直し作業に取り組むほか、子育ち、環境問題など多岐にわたり活躍されています。
AMI(国際モンテッソーリ協会)公認モンテッソーリ教師、同協会元理事、一般社団法人AMI友の会NIPPON副代表、保育環境アドバイザー、フェルデンクライスメソッド・プラクティショナーでもあり、色や素材のコラージュをするアーティストでもあります。
【石井ゆりこについて】
1999年より東京と神奈川を拠点に、個人レッスンや、ワークショップをやっています。ミュージシャン、ダンサーなどのパフォーマー、肩凝りや腰痛、不眠、あがり症、などに悩む方、介護職、針灸師、整体師などの方などが来られています。自分の心とからだを自分のものとして取り戻すというテーマに興味があります。ギター弾き語りが趣味。国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』誠文堂新光社、
『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』ヤマハ・ミュージック・メディア