エクアドルから帰ってきました。

エクアドルから帰ってきました。

いろいろあって、どこから報告したらいいかわからないので、
とりあえず思いつくことを箇条書きにしてみました。

・ガタガタ道を古いバスや、トラックの荷台にゆられていった時間のこと
・一面の緑と、その中を歩く人や牛や馬と、日干し煉瓦の家々
・インタグは山奥で辺鄙なところなのに、人々が老若男女、元気だったところ
 山の中にもしっかり生活があるところ
・インタグの新聞社やラジオ局、おもちゃみたいに古い資材をリユースで使って、必要な情報を伝えようとがんばっていたところ
・AACRI(アアクリ)のコーヒー工場がこじんまりとかわいいところだったこと、そこでがんばっている人々のこと

・カルロス家でのろうそくの光と、夜の闇の深さ
・カルロス家での、『モチモチの木』みたいなあふれる星くずのこと
・カルロス家の、自家製コンポストトイレの気持ちよさ
・カルロス家から行った原生林の、植物たちの生命力と、日本の森との生態系のちがいについて(亜熱帯の森は成長が早い!)

・カブヤ編みの女性達の話を聞いて、直接作品を買えたこと
・カブヤ編みの女性達と、日本に輸入をしているアミさんとアヤさんが、じっくり協力しあい話し合いながら納品作業をしていたこと

・エル・ミラグロまで行く道の水と森の豊かさ
・エル・ミラグロの手作りの家のすてきさ、窓からハチドリが入ってくること
・森林農法のコーヒー摘みがたのしかったこと
・エル・ミラグロの管理を担っているルイスとメルセデスのほほえましい人柄

・中村さん(有機コーヒー社長)が、エクアドルのいろんな人と話すとき、代表的な人物だけでなく、縁の下の力持ち的な人や、若い人などにも、かならず声をかけること
・そういう人の名前を全部覚えて、スピーチのときに名前を言うところ
・中村さんがいろんな立場の人にどういう質問をするかについて(長い目を見据えたような質問がたくさんあった気がした)
・中村さんが、参加者の私たちひとりひとりのことも、向こうの人に名前を出して紹介してくれたこと
・中村さんが、子どもたちの名前に日本語の漢字をつけてあげて、人気者になっていたこと
・参加者で夜ビールを飲みながら語り合ったこと(ツアーの話、本や映画の話)

・コーディネーター兼通訳のワダアヤさんのすごさ
・コーディネーター兼通訳のワダアヤさんが、3歳の娘ムユちゃんをだっこしたり肩車したりしながら仕事する姿 
(ムユちゃんに話しかけられたら、それにちゃんと答えてから仕事に戻るところ。
仕事と生活のきりはなせなさについて。)
・そういう働くお母さんの姿勢は、エクアドルの人たちにはけっこうあたりまえらしいこと。

・ワダアヤさん一家がつくったクリキンディの手作りの建物や、五右衛門風呂や、畑や動物たちのこと
・働き者のだんなさんのエクトルの人柄
・ムユちゃんのかわいさ(ポニョにそっくり!)

・ワダアヤさん一家が住む地域で、先住民(キチュア)の人々と交流できたこと
・みんなと同じ釜のごはん(お芋と豆中心のシンプルごはん)を食べたこと
・子どもたちと遊んだ時間
・キチュアの人の黒髪、男性の三つ編みのすてきさのこと
・キチュアの人がみんなはいてるカブヤのサンダル編みの現場を見せてもらったこと
・小学校での織物クラスでの子どもたちの楽しそうだったこと
 木製の織物機械がうつくしかったこと

・どこに行っても(どんな田舎でも)ギターを持って歌を歌う人が出てきて歓待してくれたこと
・それはだいたい同じリズムで、同じメロディーで、それにいろんな歌詞をつけているらしいこと
・カルロスさんは李白の詩に曲をつけて歌ってくれたこと
 私もギターを借りて歌えたこと

Share Button

  

2 thoughts on “エクアドルから帰ってきました。

  1. 石井さん、大変お世話になりました。
    19日、土と平和の祭典で 石原さん、門倉さん、深津さんと再会しました。
    緩やかな貴女の性格は私には無いものばかり。
    すてきな歌やすてきな時をありがとうございました。

  2. 砂ちゃんさん、
    こちらこそ、旅先ではとてもお世話になりました!
    旅上手な砂ちゃんに、いろいろと助けられました。
    砂ちゃんのハーモニカもよかったです。
    スペイン語、私も勉強しようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です