おととい、部屋の衣替えで、カーペットをしまい、ゴザを敷きました。少し前に窓にすだれとよしずをつけて、扇風機も出したので、だいぶ涼しくなってうれしいです。
なるべく冷房をつけないで夏を過ごしたいな。
模様替えのついでに、オーディオの背中を掃除し、家族から譲り受けた古いレコードプレーヤーを設置しました。
ひさしぶりに昔のレコードをかけました。
無事、ちゃんと音が出ました。
やわらかい音です。
かけたレコードのうちのひとつは、アイリッシュのトラッド・パンク
“The Pogues”のレコード。
このアルバム、買って何年かして、レコードプレーヤーを持たなくなって、同じアルバムのCDも買ったのですが、どうもCDだと、なんだかやたら暑苦しい音に聞こえて耳に馴染まず、すごい好きだったはずなのにアルバム自体聴かなくなってしまっていたのです。CDは売ってしまいました。
でもレコードであらためて聴くと、べつに暑苦しいことなく、あたたかい音楽です、やっぱり。
ギターやブズーキといったアコースティック弦楽器にアコーディオンと笛、それにドラムとベースが入ったにぎやかな音楽をバックに、シェーンの酔いどれの歌がアイルランド移民の物語をうたう。という音楽です。
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昔、友達と、「こういうバンドを私たちもやりたい」なんて行って、やろうとしたこともあったな。
そのころ私は、バンジョーを練習していました。
先輩にすすめられて本格的なバンジョーを買ってしまって、それはすごく重さが重たくて大変でした。
バンジョーの速弾き(スリー・フィンガー・ピッキング)を、一生懸命練習して、けっこうできるようになったのだけれど、聴く分にはいいけどやるのはあまり性に合わなかった楽器だったかもしれません。ギターのほうが、派手さはないけど私にとっては気持ちいいかも(=リズムギター)。
ああでも、音楽を演奏したり歌ったりすることを、
やっぱりもう少したくさんやりたいな、今。