きのう、「スローフラメンコ」という名前でフラメンコを教えている飯塚真紀さんのクラスに参加しました。
「フラメンコ」と「スロー」という、一見ありえなさそうな組み合わせに惹かれます。
きのうは3人だけの参加者だったのですが、座ったまま、手拍子と掛け声と足踏みの組み合わせで、リズムの流れをつくることをやりました。基本の手拍子をベースにして、そのリズムに合わせて掛け声(オレ!とか、トマケトマ!とか、ットゥットゥットゥットゥッとか)や足踏みを付け加えるのです。
一拍目は手を叩かず、だけどその「音がない」一拍目が一番大事だそうです。
お互い、同じことをやらないようにして、即興でやったり、いろいろしました。
人間の体だけで、楽器も何もなくて、これだけおもしろいリズムが作れるのは楽しいなあ。
でも、リズムをキープしながら手と声と足とで別のことをして、それをどんどん変えていくのはなかなかチャレンジでした。
最後にちょっとだけ立って踊りました。
なんだか踊りのクラスというより音楽のクラスのようで、でもきっと本来、踊りと音楽って分けることができないものなのだろうな。
最初に、参考のCDを聴くときに、あかりを消して暗くして聴いたのもよかったです。おじいさんがしわがれ声で歌っている、土着っぽいフラメンコでした。