「考え」についての、すてきな短い物語

『考え、売ります。』
2001
平凡社
ダグラス ラミス, C.Douglas Lummis, 知念 ウシ, 村上 勝美

「考え」についての、すてきな短い物語です。
世界を少しだけ変えるための物語でもあります。

読んで何箇所か涙が出てしまいました。
短いので、よかったら読んでみてください。

そのなかで、「考え売り」が言っていた「考え」についての考えを少し引用します。

「考えは、頭のなかに新鮮な空気ややわらかな陽射しが入ってくる小さな窓を開くんです。それがあれば考えるために立ち止まるし、もしかしたら、今まで見たことのないものが見えてくるかもしれません」

「考えるということは、涼しくて、湿り気があって、ほっとさせてくれるものなんだ」

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