10/29(水)文京区 アレクサンダー・テクニーク・ワークショップ
自分の中心&しなやかに動くこと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アレクサンダー・テクニークは、よい姿勢のためにいい、と思われていたりします。
ある意味、そのとおりなんですが、かといって、そういうふうに打ち出すことには躊躇もあるのです。
アレクサンダー・テクニークを学んで、結果的に姿勢がよくなった、という人は多いのですが、
だからといって、直接的に、よい姿勢を目指してしまうと、
形を気にしすぎてしまい、かえって、体を固めることになって逆効果になりがちだからです。
アレクサンダー・テクニークは、特定の形をめざすことではなく、
自分自身に対する意識の向け方を変えることによって、自分の使い方が変わり、
その結果として、美しい姿勢や、しなやかな動きが出てくる、
というものなのです。
形がないために、説明しようとすると、難しげになりがちですが、
形がないからこそ、生活のあらゆることに応用できます。
そして、実際に使ってこそ、理解することができるのです。
—–
話は変わって、私自身の話ですが、私はずっと運動がとても苦手で、体育の時間がとても嫌いでした。
チームのスポーツでは、どうやったら仲間の足をひっぱらないですむか、
個人のスポーツでは、どうしたら笑われないで済むか、ばかり考えていた気がします。
だから、「楽しい」と思うことがなかったのです。
今でも、けして運動が得意ではないですが、やってみて「楽しい」と思えるようになって、
また、スポーツを観ることを、楽しめるようになりました。
(子どものころは、実は観るのも全然楽しくなかったんです)。
中心を自分に置いて、やってみることができるようになったのかな?
なんて思っています。
これはスポーツの話ですが、
スポーツだけでなく、日常のいろいろな動きが、すぐにぎくしゃくして、
からかわれることが多かった子ども時代だったんですよね。
—–
今回のワークショップでは、
「自分の中心軸を持つ」ということを、抽象概念ではなく、実際の動きのなかで
探究してみる会にしたいと思います。
「立つ」「歩く」「立って作業をする」などの日常のシンプルな動きから、
スポーツのときの動き、楽器演奏の動き、ものを運ぶ、などの動き、などなど
いろいろ、課題を持ち寄ってみなさんと実験できたらと思います。
————————————————————
10/29(水)10:30~13:00 東京都文京区内
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:5000円
定 員:10名
講 師:石井ゆり子
申込み・お問合せ:
yuriko@littlesounds.com
————————————————————
【石井ゆりこについて】
1988年にアレクサンダー・テクニックを学び始め、1999年に教師認定(ATI)、東京を拠点に教え始める。
音楽家、看護・介護職・対人援助職の方、肩こりや腰痛、頭痛、不眠、対人緊張などに悩む方などに教える。
野口整体、プロセス指向心理学も継続して学ぶ。自然としての人間を、心身を一つのものとして扱うワークに関心をもつ。また、ひとの多様性、自分の心とからだを自分のものとして取り戻すというテーマに興味がある。ギター弾き語りが趣味。
著書『ラクになる介護術』(誠文堂新光社)『演奏者のためのはじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックメディア)
個人レッスンのほうは、東京と神奈川(藤沢)で個人レッスンを、それぞれ、ほぼ週に3日づつ行っています。
レッスン・スケジュールはこちらです。
http://blog.livedoor.jp/littlesounds/archives/52387380.html
サイトはこちら
http://blog.livedoor.jp/littlesounds/
—————–
石井ゆりこ
アレクサンダーテクニーク千石教室・湘南鵠沼スタジオ
yuriko@littlesounds.com
http://www.littlesounds.com
http://blog.livedoor.jp/littlesounds/