アレクサンダー・テクニーク・ワークショップ@文京区 今月は23日(土)に行います。
この日は夕方になると、近くの大塚駅近辺の路上で、阿波踊りが開催されます。
ワークショップのあと、お時間のある方は少しゆっくりして、阿波踊りを見て行かれてもよいですね。
ワークショップの企画の趣旨は前回と同じですが、毎回、集まる参加者が変わると、内容も変わります。
また、同じ人が続けて来られても、やはり内容は変わります。
あるときは、けしごむハンコを彫るときの動きや、ミシンの動きなど、手仕事を、
またのときは、判子を押す、事務の仕事の動きを、
前回は、楽器の演奏、お灸のためにいぐさをまるめる動き、スマートフォンを見る動き、正座する動きなどを、、
そういう日常の動きから、普遍的な課題が浮かび上がってきて、それもまた興味深いのです。
人とのコミュニケーションに関してが、テーマになる回もありました。
ふだん個人レッスンにいらしている方からは、「ほかの人を見ることによって、ふだんレッスンでやっていることが客観的に見えて、発見がありました」と、言われたりします。
はじめての方も、ふだんレッスンにいらっしゃる方も、どなたでも歓迎です。
お誘い合わせのうえ、いらしてください。
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8/23(土)文京区 アレクサンダー・テクニーク・ワークショップ
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アレクサンダー・テクニークで特徴的なのは、「正しいやり方」を教えるかわりに「自分が何をやりすぎているか」を知る方法を学ぶ、ということです。気づかずやりすぎていることに気づき、それをやめることや、別の選択肢をもつことができるようになります。その結果、不必要な緊張がなくなり、より全体的に体そして自分自身が使えるようになり、本来持っているその人らしさが現れ、力が発揮されやすくなります。
無理のない体の使い方を学ぶことや、リラックスすることのために、
慢性的な痛みや、疲労、不眠、”姿勢が悪い”ことなどに悩む方に、
人前でのあがりや、緊張とうまくつきあうために、
楽器の演奏や、表現やパフォーマンスに活かすことにも応用できます。
【以下のようなことをやります。】
・自分のからだの構造、からだ全体のつながりを、味わい体験的に理解する
・自分の使い方のクセを知り、可能性をひろげてみる
・ひとりひとりへの、教師が手で触れることを使った(ハンズオン)ワーク
・グループでのゲームなどでの遊びを通した学び
・声を出すこと
・見ること
・歩く、かがむ、座る、走る、ものを持つ、など、日常動作をより楽に
・以下のようなアクティビティ・ワーク↓
【アクティビティ・ワークの時間には】
・人と話す、人前で話す
・人を介護するときの動き
・歌う
・武道やダンスなどの動き
・パソコン、字を書く、絵を描く
・階段の上り下り
などなど、参加者個々人が持ち寄った、仕事や趣味の動きやシチュエーションに応用してみる時間をもちます。
やり慣れていること、やりにくいこと、これからはじめたいこと、なんでも結構です。
人とのかかわりについて、人前でのアクティビティについてやるよい機会でもあります。
いつも、多様なバックグラウンドをもった方々が集まるので、観ている側の人も、自分の日常と照らし合わせて、共通の課題を見出したり、心を動かされたり、学びになることが多いです。
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8月23日(土)10:30~13:00 東京都文京区内
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:1日5000円
定 員:10名
講 師:石井ゆり子
申込み・お問合せ:
yuriko@littlesounds.com
電話 090-2535-6009/03-3941-0741(FAX兼)
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【石井ゆりこについて】
1988年にアレクサンダー・テクニックを学び始め、1999年に教師認定(ATI)、東京を拠点に教え始める。
音楽家、看護・介護職・対人援助職の方、肩こりや腰痛、頭痛、不眠、対人緊張などに悩む方などに教える。
野口整体、プロセス指向心理学も継続して学ぶ。自然としての人間を、心身を一つのものとして扱うワークに関心をもつ。また、ひとの多様性、自分の心とからだを自分のものとして取り戻すというテーマに興味がある。ギター弾き語りが趣味。
著書『ラクになる介護術』(誠文堂新光社)『演奏者のためのはじめてのアレクサンダー・テクニーク』(ヤマハミュージックメディア)
個人レッスンのほうは、東京と神奈川(藤沢)で個人レッスンを、それぞれ、ほぼ週に3日づつ行っています。
レッスン・スケジュールはこちらです。