(高尾山のツリーハウス”Treedom”)
アメリカで、先生のひとりがアレクサンダー・テクニークのクラスで使っていたバランスボード(カナダ製)を、買って持って帰ってきました。ときどきレッスンでも使いはじめてみています。
ゴム製のボードの下に、丸っこい突起がついて不安定になっている、その上に立ってバランスを取るのです。
首を楽に使って、アレクサンダー・テクニークの、プライマリー・コントロールの原理を使って、足首&足先を柔軟に使うと、バランスが楽に取れます。そして、バランスが取れる状態でいると、手も、より自由に使えるようになるし、呼吸も楽になります。
不安定なところにくると、つい、固めたくなる癖が出やすいですが、それに気がついたら、それを手放します。(不安はあってもいいけれど、固めるのは手放す)。
バランスとは、かならずしも、固い平らな床の上でなくても取れるし、バランスを取るために体を固める必要はないです。平らな床の上で生活しているときでも、そのことを覚えていると、よいのではないかなと思います。
(アメリカでは、音楽家向けのアレクサンダー・テクニーク・クラスで、このバランスボードを使っていました。)
バランスの原理;
安定=固めることではない。
不安定だったり、動き続ける状況のなかで、調整しつづけることが、安定であり、バランスをとること。
そして体というシステムは、それができるようにつくられている。
コントロールしようとする癖を手放すと、努力しなくてもバランスは、とれる。
あさって31日(土)は、池袋コミュニティ・カレッジでアレクサンダー・テクニークの入門ワークショップです。
単発のワークショップなので、どなたでも、お気軽にどうぞ。
アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでの、アレクサンダー・テクニークのレッスンのスケジュールはこちらをご覧ください。