アフリカンダンス&ドラムの自主練習会を主催している生徒さんのEさんに招かれて、アレクサンダー・テクニークを教えに行きました。教えに行った、というか、私もダンスして、太鼓をたたいて、アレクサンダー・テクニークを教える、という、ちょっと変則的な形です。
パフォーマンスをする方と、教える方と、同じ時に両方なんて、できるかな? と多少心配もありましたが、Eさんにいつも話を聞いている雰囲気からすると、まあ大丈夫だろう、と、思いました。
実際、問題なくできて、私も楽しかったし、みなさんにも喜んでもらえたようです。かえって役割が固定していないのは有機的な感じで、よかったです。
そもそもダンサーとドラマーも、現代では別々の役割になっている場合が多いですが、アフリカンダンスでは、ダンサーはドラムも叩けないといけないし、逆もそうみたいです。そうやってひとつひとつのリズムを体に馴染ませて行くのでしょう。すてきなことだと思います。
練習会を主催しているEさんは、お仕事はクラシックのピアノの先生なのです。クラシックのピアニストでアフリカンドラムやダンスをやる人も、珍しいんじゃないかな? でもEさんは、「アフリカンダンスやドラムをやることによって、ピアノのときの、どうしても直せなかった癖が直せた」とおっしゃっていました。
ひとつのことだけを専門的にやることも大事だけれど、そこから離れる時間をもつことも大事だな、と、最近私も考えます。そうすることで新しい次元が加わったり、別の角度から世界を見られるようになったりするのかもしれません。(言葉でこう言ってしまうとありきたりな言葉になってしまいますが)。
練習会では、60歳になる(でも若々しくて、そうは見えない)Oさんをはじめ、みなさん生き生きしておられました。そして、みなさんのアフリカンダンスやドラムとの関わり方が、深いんだけれど閉じていなくてオープンな感じで、それがとてもすてきでした。
終わった後のお茶の時間を含め、とてもインスピレーションをもらった一日でした。
アレクサンダー・テクニークとしては、
・頭ー首ー背骨の関係
・楽に腰を落として安定していられるには? (踊るとき、ドゥンドゥンという太鼓をたたくとき)
・思うように腰を動かすには?
・大きな音を出したいときの力の使い方/体の使い方
・腕が自由に使える、座る姿勢(ジンベという太鼓を叩くとき)
というようなことを、実際の踊りや太鼓をたたきつつ、またはそれをちょっと中断して、やりました。
今回も、アシスタントのほねほね君を連れていきました。(骸骨くん、とか、いろんな名前を、各地で名づけられている彼ですが、今日はいつのまにか「ほねほね君」という名前がついていました。いい名前です。)
ほねほね君は仕事にあいまに、丸い木をくりぬいて作った太鼓のなかに、お風呂みたいに入ってくつろいでいました。
これからも機会があったら、こういうようなおもしろいコラボレーションができたらいいなと思います。< 私のアレクサンダー・テクニークのサイトはこちらです。
石井先生、アフリカンダンス&アレクサンダーテクニークの会では、
大変お世話になりました。
こんなに早く、実現できて、うれしかったです!!
自分がアレクサンダーテクニークを受けて、得たものを、
他の人にも分けてあげたい。
そう思って、がんばってやってみました。
やってよかったです。
ほねほね君が入っていたおふろは、
カンピョウの一種なんだそうです。
現地では「カラバッシュ」といいます。
ほんとに、気持ち良さそうでしたね。
e-t-pf さん
私もとても楽しませていただきました。
eさんのまわりに、アフリカンを通じて、とてもすてきな方々が集まっていらっしゃいますよね(^^)