きのう、昔しばらく行ってたアフリカンダンスのクラスに12年ぶりに行った。
踊りって、いつも全然振りも覚えられないし、手足の左右もすぐわからなくなるし、自分がやることじゃないよなー、みたいな気持ちがしていた。
いや、踊っていると、そのときは楽しくて、そんなことも全く考えないのだけど、時間やお金などの都合で行けない日が続くと、そういう気持ちが頭をもたげて、ますます足が遠のいてしまい、そのまま年月が経ってしまうのだ。ほかの人たちはみんな上手だったしなあ、なんて。
だけど、このあいだたまたま、その先生夫妻の太鼓とパフォーマンスを12年ぶりに見て、心躍った。
うまくできるかどうかじゃないよね、うまくできないことでも、やったらいいよね、と、自分に対して、思った。
先生に連絡したら歓迎してくれて嬉しかった。
ご主人の太鼓に合わせて踊る形は昔と同じ。
太鼓の音がリズムを刻むと、心躍る。
昔より、体力に自信なくてもできるクラスに変わってた。
大事なのはリズムと一体になることだし、アフリカのお婆さんなんかは歳とってもかっこよく踊ってるし、そういうのを目指したいねって。
同じリズムでも、元気が有り余っている若者はとび跳ねながら踊ったらいいし、そうでない人は、とび跳ねなくても、踊れる。
昔は先生も、お化粧もばっちりで、決めてた感じで近寄りがたい感じもあったんだけど、お化粧もナチュラルになってて、先生の感じも変わってたな。
だいたい覚えてきたら後半、ひょうたんなどでできた、ひとつひとつ違う形のパーカッションを、それぞれ持って鳴らして参加。
クラスの半分が踊って、半分が鳴り物を鳴らす。
楽器によって、けっこう難しいやつもあるけど、楽しい。
終わったら、クーラーボックスのなかからお野菜が出てきて、野菜の販売の時間がはじまった。昔の生徒さんが長野に移住して、有機野菜を作っているそう。トマトやオクラ、買ってその場でおいしそうにかじっている人も。私もかじってみた。おいしい!
教室が、どこかのアフリカの村みたいになっている。