立って膝を少しゆるめる姿勢(モンキー)について紹介したいと思います。
”モンキー”は、立った姿勢で自由に手を使うためにも役に立ちますし、また、呼吸や発声のためにも役に立ちます。
音楽家の方なら、「モンキー」で歌うことによって音程が安定したり、
「モンキー」でフルートを吹くことによって、トリルの指の動きがしやすくなったりします。
ひざをゆるめるのと同時に、上に向かって体がゆるんで解放されていく
そんな姿勢です。
体をより立体的に使えるようになります。
ひざを曲げるのだけれど、太腿の筋肉で頑張る必要はありません。
また、低くなるためにひざを曲げるわけではないので、沈みこむ必要もありません。
動画では、「マリンバをたたく」のを例にしていますが、
歌、フルートを吹く、ヴァイオリンを弾く、などなど、多くのことに応用できます。
ご自分がやっていることに応用してみてください。
たとえば、駅で電車を待っているようなときにやってみてもいいし、ステージで発表したり演奏したりする人なら、ステージのそでで出番を待っているときに、この「モンキー」をやってみるのもよいと思います。
重心がおりてきやすくなります。