12月後半 夜のアレクサンダー・テクニーク・オンラインワークショップ
・12/14(土) 20:00~21:30 話す、聞く、かかわりのなかに居る
・12/17(火) 20:00~21:30 目を楽にしていると、見えてくる
・12/23(月) 20:00~21:30 お掃除に役立つこと(屈む姿勢、手を使う作業を楽に)
・12/30(月) 20:00~21:30 首をラクに、あごをゆるめる
各回、アレクサンダー・テクニークの考え方をベースに、体を使った具体的なワークをまず一緒に行うことからはじめます。そして、ふだんの日常や、特別な場面への応用に橋渡ししていきます。
オンラインでの開催ですが、ずっと画面に向かっているのではなく、
適宜、画面から離れて動く時間も取り入れながら進めます。
どなたでもそれぞれのペースで無理なくできるように、おひとりおひとりをサポートしながら進めていきます。
単発参加、続けての参加、どちらも歓迎です。
各回についての説明は、上の日付をクリックしても見れます。
12/14(土) 20:00~21:30 話す、聞く、かかわりのなかに居る
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じて、話をすると、
言葉だけでないものとして、声が伝わっていくようになります。
その人の体をとおして、声が、そして伝えたいことが伝わっていきます。
体全体が自然に振動して、声になり、
声を張り上げなくても相手に届いていてます。
体にていねいに気づきを向けるワークをした後、話をしてみると、
いつも緊張しやすいという人でも、
ふしぎと自然に緊張がほどけていることに気づくかもしれません。
あるいは、緊張していても、伝わっているのに気づくかもしれません。
日常のなかで、つい緊張してしまうような状況や、もっとよくコミュニケーションしたいと願う状況をイメージしてみましょう。
ワークショップの安全な場所で、実験のつもりで、試してみると、何か発見があるかもしれません。
うまくできなくてもかまいません。
皆が見守ってくれているはずです。
話す人がいれば、聞く人もいます。
聞いているときは、どうでしょうか?
情報に圧倒されてしまいそうで、身構えてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
自分のなかのスペース、自分の奥行きを感じながら聞いていると、
「聞かなきゃ」と身構えなくても、自然に情報が入ってきます。
それは言葉だけではなく、その人全体からやってくる情報です。
まず、自分のサポートを見つけて、安心・安全を見つけられると、
自然と、身構えをほどくことができ、入ってくる情報に圧倒されにくくなってくるでしょう。
まずは体のレベルで、そこを観てみましょう。
過去の会でも、繊細で深いところを共有しながら一緒に学び変容していくような時間になりました。今回はどんなふうになるか、楽しみです。
12/17(火) 20:00~21:30 目を楽にしていると、見えてくる
「目を緊張させなくても、見ることはできる」 と、考えたことは、ありますか?
むしろ、目を楽にしていると、いつもより鮮やかに立体的に見えてくるということもあるのです。
森に棲んで狩猟・採集をしている先住民の方々は、けして凝視をしないのに、遠いところで素早く飛んでいる鳥をすぐに見つけると、本で読んだことがあります。
このワークショップでは、楽に見ることによって、見えてくる、そんな体験をしていただき、 それを、それぞれの方の日常で応用することを探求します。
視覚の機能は、目だけにあるのではなく、目から後頭部までのつながりにあります。目だけでなく、視神経や、視覚野(後頭部にある、脳の、見る機能のあるところ)で見ているということを意識してみると、どうでしょう?
視覚野などのはたらきは、背骨や体全体のありようともおおいに関係があります。まずは、アレクサンダー・テクニークをベースに、背骨の上にある頭と首の楽さを体験するところからはじめましょう。
首凝り、肩凝り、不眠などの改善にも助けになることでしょう。
デスクワークでの眼精疲労に悩んでいる方に、
また、デスクワーク以外でも、人に会うとき、人前で話すとき、演奏したりするときにも、
また、外で植物の世話をするときにも、料理をするときにも、私たちは目を使っていますね。意識していないことも多いですが。
視覚野は、今ここにあるものを見ること以外にも、
イメージを持つこと、未来について思い描いたり、過去や、物語について思いを寄せたりするときにもはたらいています。その意味で、「表現すること」にもとても関係があります。
料金等はこちら
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12/23(月) 20:00~21:30 お掃除に役立つこと(屈む姿勢、手を使う作業を楽に)
年末なので、お掃除をしようと思っている人も多いでしょう。
作業に集中して、気づいたら腰を痛めていた、という話を聞くことがあります。
立って手を使う作業、かがんで行う作業、しゃがんで行う作業などを、体に負担をかけずに行う工夫ができないか、観てみましょう。
アレクサンダー・テクニークの言葉で、頭と首・背骨の関係性のことを「プライマリー・コントロール」と言うことがあります。頭と背骨の生き生きとした関係が、その人が全体として統合して動くのに役立っているのです。
プライマリー・コントロールは、どんな姿勢をとるときにもはたらいています。屈むときにも、重心移動するときにも、手を使うときにも、力を使うときにも役立っています。そのことを、観てみましょう。
また、このテーマも、「刺激に対してどう反応しているか」を見直す機会にもなりますね。
ZOOM画面の前に道具を持ち寄っていただき、一緒に、探求できたらと思います。
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12/30(月) 20:00~21:30 首をラクに、あごをゆるめる
首の緊張がゆるむと…
・あごがゆるみ、あごの食いしばりが解消できる
・肩がほぐれる
・手の緊張もゆるむ
・睡眠の質がよくなる
・ものの見え方、聞こえ方がよくなる
・ものごとが前向きに考えられるようになる
・ほっとする
など、いろいろな、いいことがあります。
でも、どうやったら首の緊張がゆるめられるかわからない
そんな方におすすめ。
「ゆるめなきゃ」と、がんばるのはやめましょう。
首と頭、背骨、腕、体全体をていねいに見ていくことで、いつのまにか、首がほぐれている、そんなワークを紹介します。
定員:各9名 参加費:1回3800円、2回参加7000円、3回10000円、4回13000円 ZOOMでのオンライングループです。 ・できるだけカメラをオンにしてご参加ください。全身が映らなくても問題ありません。
・スマートフォンからのご参加も歓迎します。
・アレクサンダー・テクニークがはじめての方は、2回以上参加または、個人レッスンとの組み合わせがお勧めです。
・はじめての方で、同時に個人レッスンを一緒に申し込まれた方は、対面個人レッスンを1000円、オンラインレッスンを500円を割引きさせていただきます。
個人レッスンについてはこちらをご覧ください。
お申し込みフォーム (複数回ご参加の場合は、備考欄にまとめてご記入ください。ひとつのフォームで大丈夫です。)
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受け、その後米国ボストンのAlexander Technique Center at Cambridgeで学びました。自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』 今後のワークショップ案内を欲しい方は、こちらにアドレスをご登録くださいい。メールマガジン形式でお送りします。(いつでもご自身で解除できるのでお気軽にどうぞ。)。