ジュリアン・ラージと音楽とアレクサンダー・テクニーク

ジャズ・ギタリストのジュリアン・ラージが来日して、ライブに行ってきました。今回もすばらしかったです!今回はトリオで、即興で繰り出されるフレーズたちが、スリリングでした。そして、さまざまなフレーズを繰り出す彼のギターは、そのときごとに音色が違えど、いつも音がすごくきれいです。

ジュリアンは若い頃、私が学びに行っていたボストンのアレクサンダー・テクニークの教師養成コースに学びに来ていて、そのときに私ははじめて会いました。15年ほど前のことです。そのあと彼は大活躍するようになって、世界中で演奏ツアーをしていてとても忙しそうです。今回も、来日した翌日から毎日ライブをして、翌日に帰るというハードスケジュール。
それなのに、毎回、新鮮な音楽を生み出しているのが、本当に凄い!

でも今回、忙しい合間を縫って、私のレッスンを受けてもらえる時間を取ってもらえました。「アレクサンダー・テクニークは自分ではいつも意識しているけど、レッスンを受けるのは、ほんっとうにひさしぶり。いろいろと思い出せてよかった!」とのこと。

地面からサポートされていること、腕が体の中心からはじまっていること、上だけでなくあらゆる方向があること、骨盤が立体であること…。

忙しい中でもいつも前向きでいいエネルギーを出しているジュリアンだけど、首の痛みとかはあるようで、アレクサンダー・テクニークが助けになるといいな(彼には若いときに学んだ経験の下地があるので、すぐに思い出すことができた様子でしたし、きっと助けになっていると思います)。

ジュリアン・ラージの新しいアルバム “Speak to Me” とてもお勧めです!

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