指や腕を使うことと、アレクサンダー・テクニーク

楽器演奏 (に、限らずですが) のときに、体のことに意識を向けるとよさそうだ、と考える人は、ここ数年、増えてきたように思います。 ただその意識が、腕とか、指の関節などだけにとどまっている場合が、まだまだ多いように思います。 指や、指の関節や、手首、前腕、肘、上腕、肩甲骨の関節、、、。 とても大事ですが、そのほかにとても大事なところがあります。 どこだと思いますか? そ...
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レッスンのひとこま:ピアノ演奏とアレクサンダー・テクニーク(意識が変化すると、音が変化する)

きのうのレッスンの一こま。 ピアノやいろいろな楽器を演奏する音大生。 まじめな青年で、からだに意識を向けることで、無理のない、そしてよい演奏ができるようになりたいと模索中。 むずかしい曲や、大きな音を出す曲のときに少し腕が痛くなるのが気になるという。 ピアノを弾いてもらう。一度弾いてもらったあと、 「からだだけに意識を向けるのではなく、からだの中心から腕をとおして指先まで、そして指の先にある鍵盤...
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エリザベス・ウォーカーさん

アレクサンダー・テクニーク教師、エリザベス・ウォーカーさんの最近のお写真。 今おいくつだろう?97歳ぐらいかな? F.M.アレクサンダー氏から直接学ばれた方です。今生きておられるなかでは唯一?かもしれません。 10年前ぐらいに来日されたときと、後日イギリス&アイルランドでご一緒しました。とてもチャーミングですてきな方で、もちろんレッスンもすばらしかった! あまり余計なことは...
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言葉だけで伝わらないもの

アレクサンダー・テクニークを体験したことがなくて、でも少し興味を持っている人に話を聞くと、どうしても、思い違いがある。正しいやり方を教えてくれるものとか、間違ったやり方を矯正するものだと思われていたり。。 それで、「なんかおもしろそうだけど、自分が受けるのには抵抗あるな」と思われている人も、なかにはいるかもしれない。 実際は、 アレクサンダー・テクニークは問題と答えが対になっているよ...
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見ることについて。

私たちは本当にあらゆる場面で、見るという行為をしています。 パソコンをする、ケータイをする、本を読む、街を歩く、美術館で絵を見る、電車に乗る、キャッチボールをする、料理をする、楽器を演奏する、道具を使う、人と話す、人に働きかける etc. etc. 見るときの癖、いろいろありますよね。 見てて、目が疲れたり、首や肩が痛くなるという人も、少なくないと思います。 私がアイ・ボディ(...
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