アレクサンダー・テクニークを、さらに学びたい方のために、参考にしていただきたい文献・読み物を紹介します。
トミー・トンプソン著『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』 2020年
私が22年間師事してきた、ボストン在住のアレクサンダー・テクニークの教師、トミー・トンプソンの著書『存在に触れる~ありのままの今にいるということ』(Tommy Thompson ”Touching Presence”)が日本語に訳され、本になりました。翻訳は松代尚子さん。私が僭越ながら監訳しています。
ベッドフォード体育大学(*1)でのF.M.アレクサンダー氏の講義
1934年8月3日>
アレクサンダー・テクニークの創始者F.Mアレクサンダー氏が行った大学生向けの講義を書き起こされたものです。難解だと言われることも多いF.Mアレクサンダーが遺した言葉のなかで、この文章は口語なので、80年ほど前のものではあるけれど、比較的とっつきやすく、また、アレクサンダーのワークへの考え方がわかりやすいです。
note に登録しての有料コンテンツですが、もっと学びたいという方はぜひ。(アレクサンダー・テクニーク教師を目指している方は必読です)。
ベッドフォード体育大学(*1)でのF.M.アレクサンダー氏の講義 1934年8月3日
Showing Up ー現れるーA writing by Tommy Thompson
(変化のプロセスのなかで、自分自身でいる自分と出会うための1つの道)
トミー・トンプソンは米ボストン在住、元俳優のアレクサンダー・テクニーク教師。これはトミーがクラスを受け持っているアメリカン・レパートリー・シアター付属高等演劇研究所にて、俳優たちに出された指針です。
トミーは、私が日本での4年間のアレクサンダー・テクニーク教師養成が終わった後、海外に訪ねた2000年以降、ほぼ毎年学びに行っている先生でもあります。
演技にアレクサンダー・テクニークを生かしたい方はもちろん、「変化のプロセス」「自分自身でいる」ということについて考えたい方、アレクサンダー・テクニークにまつわる、この詩のような文章をぜひ読んでみてください。
Showing Up ー現れるー A writing by Tommy Thompson
ルシア・ウォーカー・インタビュー
2003年5月8日 東京にて
私が学んできたアレクサンダー・テクニーク教師のひとり、ルシア・ウォーカーさんが来日したときに2時間ほどのロング・インタビューをさせていただきました。ルシアはアレクサンダー・テクニークを長年教えているのと同時に、ダンサーでもあります。ルシアとの対話をふりかえると、アレクサンダー・テクニークとは何かについて、今でもインスピレーションをもらえます。
アイルランドでのATIの会議AGMに参加して
2001年10月21日~25日 Spanish Point, Ireland
教えはじめて間もない頃の2001年に、アイルランドでアレクサンダー・テクニークの組織ATIのAnnual General Meeting(AGM)に参加したときの記録です。