12月は、以下のようにアレクサンダー・テクニーク・オンライン・ミニグループレッスンを行います。
入り口として毎回テーマを設定していますが、同じテーマでも毎回違います。基本は押さえながらも、そこからどんな内容が現れてくるかははじまってみてのお楽しみ。
少人数で、集まる人の興味や状況にあわせて行うライブ・グループレッスンーおひとりおひとり、見ていく時間をとります。
21年間ずっと、お会いしてのレッスンをしてきましたが、オンラインでも、体の感覚に耳を澄ませながら一緒にワークすることができることを、今年発見しました。
おひとりおひとりの鼓動や雰囲気を感じつつ、お互いに学びあいましょう。
1時間30分づつ、6名の小グループ。
単発のご参加、続けてのご参加、どちらも歓迎です。
- 12/12(土・夜)らくに見る
- 12/13(日・昼)手を使うことと体全体
- 12/20(日・昼)しゃがむ、かがむ、重いものを持つ、持ち上げる、力を使う
- 12/26(土・昼)being(在る)とdoing(する)をつなぐ
- 12/27(日・夜)地面のサポートを受け取って、頭と首の自由さを思い出す
参加費:各3000円(2回以上参加される方は2回目から2500円)
ご都合と興味の合う方はどうぞご参加ください。
個人レッスンも随時行っています。こちらをご覧ください。
グループレッスンのテーマに興味があるけど日程が合わないという方は、グループレッスンと同じテーマを個人レッスンでリクエストしてくださるのも歓迎です。個人レッスン枠での、お友達同士、ミニグループレッスンもアレンジ可能です。
12/12(土・夜)らくに見る
19:30~21:00
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自分自身の立体感、スペースがある感覚、奥行きの意識を思い出せると、
外の世界も生き生きと感じられるようになる、
という相互関係を、アレクサンダー・テクニークを実践しているとよく実感します。
リモートワーク(オンライン)で画面を前にしているときも、
自分全体で、楽に居ること、そして楽に画面を見て、画面の向こうの人や世界とも生き生きと接することを、アレクサンダー・テクニークを使ってしてみましょう。
PCとのつき合い方として、座り方、手の使い方などなども工夫してみられるかもしれません。
画面以外のものも見てみましょう。
本を読む、楽譜を読む、縫い物をするなど、見たいものや道具がある方は、用意しておいてください。
終わった後に目や肩や頭が楽になっていて、そして今ここに居ることが、楽になっているといいなと思います。
12/13(日・昼)手を使うことと体全体
14:30~16:00
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からだのどこかを固めているとき、緊張しているとき、
「ゆるめよう」とか「緊張を手放そう」と思っても、
そう思うだけでは手放せないことのほうが多いですよね。
ときにはその結果、「ゆるめよう、ゆるめよう、とがんばってしまう」ということをしていることもあるのではないでしょうか?
そんなときに助けになるのが「体全体」「自分全体」という視点です。
手を使うとき――手の痛みがあるときや、もっと自由に、もっとやわらかく手を使いたいとき
――にもそういう視点が役に立ちます。
手を使うときに「”手”だけ」にならずに、自分全体として手を使う。
そのためにはどうすればいいかを、
このワークショップでは見ていきたいと思います。
アレクサンダー・テクニークで言う、「なにもしない手(non-doing hands)」とも関連します。
また、マッサージセラピストの方、そして、
楽器や道具を使うことを見てみたい方は、楽器や道具をご用意ください。
12/20(日・昼)しゃがむ、かがむ、重いものを持つ、持ち上げる、力を使う
14:30~16:00
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たとえば庭仕事をするとき、たとえば子どもを抱き上げるとき、
体に不必要な負担をかけずに、力を使うということを、
アレクサンダー・テクニークの原理を使ってできないか
やってみませんか?
かがんだり、しゃがんだり、日常のなかにある動きを、体のデザインにそって、どうできるか見てみましょう。一見しんどいイメージがつきがちなその動きが、実は、自分をより自由にしてくれる動きにつながる可能性があります。
12/26(土・昼)being(在る)とdoing(する)をつなぐ
14:30~16:00
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アレクサンダー・テクニークは、自分のからだ(その人の”心”や”思い””考え”を含んだ体)に対する信頼を取り戻していくワークだと思います。
そのことは、今の時代、ますます必要になっていくのではないかと感じています。
ひとりひとりが、自分の中心に、居る、そういうことが、ますます大事なのではないかと思います。
そんなことを考えつつ、
私なりにアレクサンダー・テクニークの原理をとらえ直してみると、
自分の中心に居るために
・頭~背骨~骨盤に意識を向けてみること
それによって、
・首の自由さ、手足の自由さが感じられること
・「やりすぎを、やめる」こと
それは何かすることを諦めることではなく、何かをしていく過程で、自分のなかの命の流れを信頼しつつ何かを「する」こと。
その結果、力を入れすぎなくても力を発揮できること。
・自分ぜんぶが一つであると認識すること。
体のそれぞれの部分は、関連しあうことで成り立っている。
・自分のなかの空間と、まわりの世界の空間、双方を認識し直すこと。
・動きを通して考えること。
というふうになるでしょうか?
ワークショップでは、それぞれの方の好奇心や望み、悩み、疑問を手がかりに、
アレクサンダー・テクニークの原理を日常に生かすことをやってみる時間にしたいと思います。
何かをするときも、ただ立っているとき、座っているときも、
いろいろな刺激のなかに居るときでも、
より少ない努力で、より生き生きと、全体のつながりを持って、今ここに居る、という、その存在の質を行動につなげることができないか?
それを見てみましょう。
人と会話をしたり、人前で話すこと、演奏やパフォーマンスに生かすことをやってみるのもいいですね。
楽器や道具をご用意いただくのも歓迎です。
12/27(日・夜)地面のサポートを受け取って、頭と首の自由さを思い出す
19:30~21:00
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首というのは、大事な神経がたくさん集まっていて、頭と体全体をつなげているところ。
「首が回らなく」なっているときは、体全体としてもぎくしゃくしてしまうことがありますね。
でもだからといって、ひっぱったりグイグイ動かしたりして無理やり首を自由にしようとしても、うまくいかないことが多く、かえって痛めてしまうこともあります。
大事なところだからこそ、心身全体との関係を大切にしつつ、丁寧に扱いたいですね。
体の声に耳を傾けつつ、繊細な動きの可能性に耳を澄ませてみましょう。
そこに自由さがあることに気づくでしょう。
首が自由になりにくいとき、首の自由さを再発見するためには、首のことだけにフォーカスするのではなく、一度、首から離れて、足や下半身に意識をひろげることが役に立つことがあります。
足をとおしての地面からのサポート、地球からのサポートとのつながりを思い出すことで、体全体の流れがよくなり、自然と首も自由になるということがあります。
体は全体として働いていて、首も頭も体の一部なので。
そして体は体だけで完結しているのではなく、環境からサポートされているので。
参加者おひとりおひとりの状態・状況をお聞きしながら、それぞれ首の自由さを再発見できるような時間にしたいと思います。
【講師について:石井ゆりこ】
20歳のときにアレクサンダー・テクニークに出会い、6年ほど自分のために学んだ後、京都にて1600時間(4年間)のトレーニングののち1999年に教師認定(ATI)を受けて以来、自分自身でいること、痛みや不調、対人緊張などに悩む方、介護職、対人援助職の方、また音楽家や表現する方々などをサポートしてきました。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』 『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』
定員 :1回6名 参加費:1回参加費:3000円(2回以上参加される方は、2回目以降2500円) 時間:1時間半 (ただし定員に満たない場合、15分位早く終わる可能性があります) 方法:ZOOMによるオンライン お申し込みの方にアドレスなどをお伝えします。 講 師:石井ゆりこ お申込み・お問合せ:下にあるフォームにご記入ください。 お申し込み後、必要な情報をお送りします。 お振込みはフォームでお申し込みの後、以下にお願いします。後日でもかまいません。 ・みずほ銀行 駒込(こまごめ)支店(店番号559) 普通口座 0481295 イシイ ユリコ ・ ・ゆうちょ銀行 10300 - 13902211 イシイユリコ 〇三八 店(ゼロサンハチ店)口座番号 1390221 ・paypal : yuriko@littlesounds.com 宛て (paypalの方は、恐れ入りますが振込手数料+130円をお振込みください。 みずほ銀行が一番確認が早くできます。)
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